<北の道草は広告が含まれていますが、「読んでくれる皆さん」のために記事を作っています>
スポンサードリンク北海道には新鮮で絶品の海産物など、美味しい食べ物がいっぱいあります。
ウニやカニ、それにサンマはもちろん、甘エビやサケやシャコなど、旬の季節に食すると格別の美味しさ。
ブランド牛もあるし、風味豊かなそばもあります。
いずれも北海道だからこそ味わえるものばかり。
北海道の味覚を楽しめるイベントも開かれていますから、ファミリーや仲間と訪れて、北海道ならではの美味しい食べ物の数々を心行くまで味わい尽くしてみましょうよ!!
[toc]【北海道グルメカレンダー】旬とイベントの時期が一目でわかる!
【旬・一年中】北海道中がウニの聖地!
>>北海道ウニ丼ランキング!旬の時期はいつ?産地や種類のおすすめは?
北海道は常に旬のウニが獲れる!
とても人気の高い北海道産の「ウニ」。
ウニも普通に栄養を貯めて、卵を作って、産卵して増えていきます。
ウニが一番美味しい時期は”産卵直前”になります。そこが”旬”!!
そして北海道では一年中どこかで旬のウニが獲れるんです!!
代表的なウニの産地と旬の時期は以下の通りです。
夏のウニは旨くて、冬のウニも旨い!ということは間違いないようです。
日高なども美味しい春ウニが獲れますね。
>>積丹うにの時期到来!最高の旬と解禁日で美味しいウニを食べる!
美味しさの秘密は名産の昆布
北海道で獲れるウニは、大きく分けてバフンウニとムラサキウニの二種類があります。
北海道で獲れるウニの80%はムラサキウニです。タンパクで上品な味わいが特徴。
赤ウニとも呼ばれるバフンウニは、クリーミーで非常に強い濃厚な味。それだけに希少な高級ウニです。
ウニの味の決め手は、主食である昆布で左右されます。
だから北海道でもウニの名産地は、間違いなく昆布の名産地でもあります。
- 利尻昆布
- 羅臼昆布
- 日高昆布
- 細目昆布
- 真昆布
- 長・厚葉昆布
これらの美味しい昆布を食べて育つので北海道のウニは美味しいのです!
積丹半島はウニの最高の名産地
積丹のウニが美味しいのは、透明度の高い海水のおかげ。
太陽光が海の底まで届き昆布を元気にしてくれるからです。
良質な昆布を餌にできる積丹のウニは、日本屈指の高品質なウニに育つんです。
>>積丹のウニ丼おすすめの名店・穴場比較!並ばずに食べる裏技も紹介
【旬・冬】函館で食べるカニの旨さよ!ズワイガニ!毛ガニ!タラバガニ!
北海道の味覚と言えば、何と言っても「カニ」。
人気なのがズワイガニ、タラバガ、毛ガニの3種類。
函館には美味しいカニを買ったり、食べたりできるスポットが沢山。
- 良い商品を安く買える市場「中島廉売」
魚屋通りに行くと、新鮮な海産物がいっぱいでカニ購入に最適。地方発送もOK。
- 函館駅すぐそばの「函館朝市」
3万ヘクタールの広大な敷地に新鮮な魚介類専門店や地元の農産物販売の店などが並び、海鮮をふんだんに使った朝ごはんが食べられるのが人気です。
カニ食べ放題の店もあるんですよ。
函館朝市の「五聚富(ゴシップ)」なら「炉端海鮮食べ放題(90分)」がなんと2800円!
極旨カニ料理を堪能したいなら高級海鮮料理専門店「はこだて亭」がおススメですね!
>>函館のカニ!人気3種のカニの旬とおすすめ情報で上手に食べ歩き!
【旬・12~4月】別海町はホタテ・ホッキ・アサリがドでかい!
ジャンボホタテ・ホッキの美味しさの理由
北海道の最東側に位置する別海町の野付半島には、鳥のくちばしのように伸びた堤防状の砂の堆積“砂嘴(さし)”があります。
この野付半島の近辺はプランクトンが豊富で貝類が大きく育つんです。
- ジャンボ・ホタテ
- ジャンボ・ホッキ
- ジャンボ・アサリ
ジャンボ3兄弟です!
※もう少し細かく解説すると、
オホーツクの流氷が運んでくる豊富なプランクトンと、北海道と国後島の間を通る海流のおかげで大きな貝が育ちます。
【祭・4月】別海町ジャンボホタテ・ホッキ祭りで巨大な貝を食べつくす!
4月に尾岱沼漁港で開催される別海グルメ目白押しのイベント。
ホタテの貝焼きはもちろん、数量限定で活ホタテやホッキが1袋1000円、アサリが1袋500円の大特価で販売。
大人や子供が楽しめる「ホタテ・ホッキ釣り大会」では制限時間3分以内に釣れれば最大5枚まで持ち帰りが可能。
別海ジャンボホタテバーガーやホタテ・ホッキステーキごはんなど、別海町オリジナルなフードメニューも豊富。
>>別海町ジャンボホタテ・ホッキ祭り!ホタテが浜値で買える!
【旬・一年中】厚岸(あっけし)なら大粒カキが一年中食べられる
厚岸の牡蠣の美味しさの理由
厚岸は古くから牡蠣が生息し、食べられていたと思われる遺跡があるところです。
そんな厚岸の牡蠣は、身がふっくらとしていて甘みが濃厚なのが特徴で、日本有数の品質を誇っています。
代表的なブランドは3つ
- 「マルえもん」
三陸生まれで厚岸で育てられた牡蠣で、身がびっしりと殻に詰まっていることが大きな特徴 - 「カキえもん」
純厚岸産の牡蠣、手間のかかる籠育ちで、本来の旨味が凝縮された濃厚な味 - 「弁天かき」
「マルえもん」と「カキえもん」のいいとこ取りをした牡蠣
具体的には両牡蠣の育て方を半々で取り入れている(まだ商業ベースには乗ってないので流通してません)
【祭・5月と10月】あっけし牡蠣まつりはその場で炭火焼き!
5月の初旬と10月初旬から10日間にわたり、高品質の牡蠣を安い値段で心ゆくまで堪能できるイベントです。
会場では牡蠣やアサリなど海産物、それにカキ弁当やアサリ汁などを販売する店が並びます。
買った牡蠣や海産物をその場で焼くことができるのが、このお祭りの醍醐味。自分で焼くと旨さもひとしお!
祭り期間中の日曜には「厚岸名産牡蠣のつかみどり」や「ちびっ子アサリつかみどり」もあります。
>>厚岸牡蠣祭り!ブランド牡蠣がこの値段で食べられる!バスツアーも出ているよ
【旬・3~5月】2大甘エビ漁港!増毛町・羽幌町
【祭・5月】増毛春の味まつり2023~地酒に甘エビ、タコ、ホタテ!&増毛えび祭り!
甘エビで知られる増毛町。エビの水揚げ量は年間で1500トン!
春に獲れる増毛の甘エビは、濃厚な甘みがあり、とても人気があります。
籠に入ったエビをそのまますくあげる籠漁(かごりょう)で獲るので、傷みがほとんどなく、活きがとても良いんです。
増毛春の味まつりは春に獲れた鮮度抜群の甘エビを味わえると評判の人気イベントです。
会場では、甘エビにぎりやエビ汁などフードメニューがあります。
イベントにはお楽しみもいっぱい!
- マグロ解体ショー
- 甘エビベストパートナー選手権
- ホテタワーバトル
- 大衆競り市
他にも沢山のイベントが用意されてます!
>>増毛えびまつり!無料で試飲できる酒蔵まつりも同時開催!旬の甘エビが浜値で食べられる幸せ♪
【祭・6月】はぼろ甘エビまつりなら浜値で買える
甘エビ漁獲量日本一を誇る羽幌。
羽幌沖には、武蔵堆という最高の漁場があり、最高品質の甘エビが多く獲れます。
濃厚ながらもスッキリとした甘みがあり、プリッとした歯ごたえの羽幌の甘エビ。
頭のミソも旨みたっぷりです。(食べたあとの殻でエビ味噌汁を作ると激うまです!)
屋台村では25店舗ほどの店が並び、甘エビの押しずしなど多彩な甘エビメニューを楽しめます。
一流料理人による会場限定の甘エビメニューは数量限定だけに、急がなくっちゃ食べそこなうかも!
ステージイベントもあり、2019年は羽幌産アイス早食いNo.1決定戦やゲストを招いたダンスグランプリが開かれました。
>>羽幌甘エビ祭りはエビが浜値で買える!日程と会場は?駐車場は混む?
【祭・6月】白老・牛肉まつり
白老牛の美味しい理由
極上のブランド牛として知られる、黒毛和種の白老牛。
牛は出産経験のない雌牛や去勢した雄牛のみ。
白老の恵まれた自然の中、独自の割合の混合飼料え育てられ、枝肉までサシ(霜降り)が入った柔らかい上質な肉になっています。
きめ細やかなサシが特徴の白老牛は、トロリととろけるような食感と濃厚な旨味を楽しむことができます。
【祭・6月】白老牛肉まつり
6月の第1土・日曜日に白老川河川敷敷地で開催される白老牛肉まつり。
バーベキューをメインに、ハンバーグ、牛丼、ビーフシチュー、まつり会場限定の白老バーガーなど、様々な上質の白老牛グルメを堪能できます。
特に人気なのが、先着順で食べられる、参加者の目の前で焼く「黒毛和牛の丸焼き」。
肉好きなら一度は訪れたい催しですね。
>>お祭り情報 かみんぐすーん
【夏・秋】尾岱沼(おだいとう)名産の北海シマエビは日本最高級品
別海町尾岱沼の北海シマエビの美味しさの理由
北海シマエビは、海草の一種アマモを好んで生息します。
別海の尾岱沼から伸びる野付半島はアマモにとても適した地域で、北海シマエビも安心して生息しています。
尾岱沼はアマモごと北海シマエビの生態系を大事にしているので、最高級品の北海シマエビが育ちます。
また、漁の仕方も伝統の打瀬船漁に拘っています。
- エンジンを使わない打瀬船(帆船)を使うのでシマエビの住処となるアマモを傷つけません。
- 餌を使わない籠漁で捕獲するので、籠の泥臭さがエビに移らず、北海シマエビ本来の美味しさを味わえます。
【祭り・6月】尾岱沼えびまつり
尾岱沼で北海シマエビの漁が行われる6月のイペント。
尾岱沼産北海シマエビやアサリの即売会があり、早朝から訪れる人がいっぱい。
味覚広場で実演販売される、焼けるにつれて色が赤く染まっていくシマエビ串焼きは食べ逃せません!
別海マルシェでは、海老そばやエビ天丼だけでなく、別海ホタテバーガーやあさりラーメンなども味わえます。
他にもステージでは歌謡ショーや龍神太鼓など多彩なプログラムが組まれます。
>>【最高級北海シマエビ】旬の時期は?尾岱沼の祭りはいつ?アクセス情報とおすすめ通販ショップも紹介
【旬・9月】幌加内町はそばの生産日本一!新そば祭りが旨すぎる
幌加内そばの美味しさの理由
そばの生産量日本一というと本州の人間は長野県を思い浮かべますが、実は日本一は北海道なんです。
なかでも、幌加内町のそば生産量は群を抜いています。
幌加内の冷涼な気候や昼夜の寒暖の差など、そば栽培に適していたおかげ。
町内のほぼ全域で栽培され、作付面積日本一を誇っています。
土壌や収穫時間、それに加工もこだわり、風味豊かなそばを作り上げています。
【祭・9月】幌加内町新そば祭り
8月末・秋の初め頃に2日間行われるイベントで、日本中の蕎麦好きが小さな町・幌加内町に多くの人が訪れます。
見どころは、「全国ご当地そば自慢広場」。
道内外の店舗が出店し、幌加内町自慢の新そばを堪能できます。
そば専門の授業もある幌加内高校生徒による手打ちそばも人気!
そば早食い大会やそば打ち講習会もあるので、そば好きならレッツ・チャレンジですね。
>>幌加内町新そば祭り!アクセス方法・会場・イベントなど徹底案内!
【旬・秋】石狩川に帰ってくる秋のサケが激うま!
秋はサケが美味しい季節
北海道の郷土料理・石狩鍋の発祥の地である石狩市。
名前の通りサケ漁で知られるところだけに、街には石狩鍋だけでなくサーモンパイやサーモンジャーキーなど、美味しそうなサケ製品がいろいろ作られています。
そんなサケですが、石狩沖で獲れる天然のものは脂がのって格別に美味しいんです。
【祭・9月】石狩さけまつり
秋鮭が美味しい時期に石狩市で開催されるイベント。
まつりの一番人気は、豪快な「さけのつかみ取り」。
全長70~80cmの生きたサケを掴み取る体験なんて、ココでしかできないかも。
特大の鍋でつくる千人鍋(石狩鍋)は、秋鮭のダシとミソの味が美味しくて体もホッカホカ!
お得な値段でゲットできる新鮮なサケの即売会も大好評。
>>石狩さけまつり!150人に鮭つかみ取りのチャンス!イベント会場を解説
【旬・秋】根室さんま祭り
秋の味覚、根室のサンマが美味しい理由
サンマの水揚量日本一を誇る根室市。
根室沖は親潮と黒潮の合流点となっていて、栄養満点なプランクトンが豊富!
このプランクトンを餌にした脂肪分の多いサンマが集まる好漁協となっています。
脂肪分をたっぷり含んだサンマが南下する前に漁獲するので、根室のサンマは脂のノリが格別に良く美味しさもひとしおです。
【祭・9月】根室さんま祭り
秋に開催される根室ならではのサンマ祭り。
専用の箸とトレイを購入して、新鮮なサンマを自分で焼いて食べれる「岸壁炉端コーナー」があり、なんと食べ放題!
氷水に浸かったサンマを両手ですくい取る「さんまつかみどり大会」は子供からお年寄りまで楽しめます。
「さんま丼」や「さんまザンギ」など地元の美味しいサンマ料理も堪能できるし、「鮮さんま」の箱売販売もあるし、とにかくサンマづくしのお腹大満足のおまつりです。
>>根室のさんま祭りでトロさんまを堪能!祭りと駐車場徹底解説
【旬・春秋】 小樽しゃこ祭り
出典: 北海道じゃらん
小樽のシャコの美味しさの理由
砂泥の中に1匹ごとに巣穴を掘り生息するシャコ。
春のメス、秋のオスと1年に二度の旬を迎えます。
そして、小樽産は身が大きく、コクがあるのが特徴的。
秋に獲るシャコは脱皮後の引き締まった身で、とても美味しいんです。
シャコは保存が難しく、水から揚げるとすぐに死んでしまうので即釜茹で!という食べ方が定着しています。
【祭・11月】小樽しゃこ祭り
小樽産の秋シャコが豪快に味わえるイベント。
イベントの目玉は、巨大な鍋でシャコを一気に茹でる「しゃこ浜鍋」。
他にもしゃこ汁、茹でしゃこの実演販売があり人気です。
特大シャコの網焼きを贅沢にかぶりつけるなんて、ここでしかできないかも!
しゃこカレーやしゃこパエリアなどシャコを使った創作料理も味わえ、美味しいもの好きにはたまりません。
>>小樽しゃこ祭り!4万尾のしゃこが浜ゆで網焼き!日程や時間をチェック!
おわりに
北海道の美味しいもの紹介しましたが、いっぱいありますね。
味わってみたいものばかりだけど、一番おいしい旬の時期に合わせてファミリーや仲間と出かけたいですね。
北海道だからこそのグルメを楽しみ、お腹を思いっきり喜ばせてあげましょう。