<北の道草は広告が含まれていますが、「読んでくれる皆さん」のために記事を作っています>

スポンサードリンク
必見というほどのお話しではないんですが豆知識的な感じなのでお付き合いください。
 
ストックの石突きってわかりますか?
 
先端についてるゴムキャップのことです。
 
これを外すと良くないことがおこりますよ~
 
山の環境問題にストックの寿命にも関係してきますよ~
 
外さない方が良い理由が5つもあるんですよ~
 
今回はその理由を一つ一つ解説していきますね。
 [toc]

ストックの石突とは

スポンサードリンク
石突とは棒状の道具における、地面に突き立てる部位の呼称です。 槍や長刀などの長柄武器における刃部と逆側の先端のこと。 他にも杖、ストック、三脚、傘の先端、釣り竿の竿尻、弓、矢筒の保護袋の底部などが。 地面に接する部位の保護のための金具(補強具)のことも指す。ウィキペディア
 
 
見事ストックと補強具のことが説明されていますね。
 
登山用ストックにおける石突とはゴムキャップと外したときの金属の先端部のことを言います。
 
ストックには2か所の石突が存在するので今回議題となってる石突のゴムは「石突ゴム」と呼ぶようにします。
 

先に石突ゴムを外したくなる理由を考察

理由① 無くし易く、補充がめんどい

石突ゴムって気づくと無くなってますよね。
そして買うと高いんですよね。
買いにいくのも面倒だし。
 
といった理由から無くした後で「買い直してまでつけるのが面倒」だから付けない人は多いですね。
 

理由② 石突ゴムが着いてると滑りやすい

石突の性能はメーカーによって変わります。固くて滑りやすいのはどこでも滑りますね。
 
下が木道や石で固いところ、そして雨などで濡れているとツルツルッと滑ります。
そうなるとストックは邪魔になってしまいます。
 
こういう所で滑るのが嫌で最初から石突ゴムを付けない人がいます。
 
他にも木道がささくれだってボロボロになって水を吸い込みやすくなってダメになります。
大きな木の板を1枚持って登るのも大変なんですよ。
 
スポンサードリンク

ストックの石突を外さないほうが良い理由

理由① 環境配慮

石突ゴムを外すと金属の石突が出てきますよね。
 
これで土の地面にガシガシ穴を開けると水が侵入してしまいます。
 
すると水に弱い土はそこから崩れてしまうんです。
 
これが平地なら問題はありません、崩れやすくなってしまうのが坂道です。坂道は水が流れますから、穴に水が集中してどんどん広がってしまうんですね。
 
坂道でストックで道が崩れやすくなり、足で脆くなった土を削っていきます。すると道の崩壊が加速していくというメカニズムになります。
 

理由② ストックが傷つき寿命が短くなる

私的にはこれが一番大きな理由です。
 
私の場合は石突ゴムとともに傘も外していました、これが間違いでした。
 
石突ゴムを外したままストックを使っていると中の石突がガシガシやられて傷だらけになってしまいます。傘がないと更に傷つき易くなりましたね。
 
金属の石突とその周りが傷だらけになると石突ゴムって本当に外れやすくなるんですよ!それはもう買い直すのが馬鹿らしくなるくらいに。
 
私は冬山登山をするので冬になるとストックに広い傘を取り付けなければいけません。
 
この傘も取り付けるところが傷だらけになると傘が付かないし、傘が付いてもすぐ外れるし。。。
 
結局先端の1本だけ修理交換してもらいました。
 

 

理由③ 周りの人がうるさい

当たり前ですけど注意する人、うんちく語る人っているんですよね。自分もそうですが。
 
分かり切ったことを聞くのもストレスだし、注意されたら直すか直さないかも悩みますし、やはりストレスですね。
 

理由④ 車内では付けましょうね

これは大事なマナーです。
 
鋭い金属がむき出しなのに背中で振り回していると、いつ誰かを傷つけてしまうかわかりません。
 
電車やバスに乗るときはストックに石突を付けたり袋に入れたりしましょうね。
 

理由⑤ 突きづらくなる

柔らかい土で突いていると金属の石突では刺さりすぎてしまうんです。
 
最近のストックは冬でも使うこと前提で作られているので先端が細長いですし。
 
深く突き刺さってしまうストックは抜くのに力が必要で、結果ストックを使う方が疲れる場面がでてきます。
 

理由番外編 傘を外さないほうがいい理由

ストックの先端の方にある傘を付ける理由も外して初めてわかりました(笑)
 
最初は何かとの接触を避けるためかな?と思っていました。けど違いました。
 
ストックの傘は「ストックが隙間に入らないため」にあるんです。主に岩の隙間ですね。
 
岩の隙間にストックが入るって実は危険なんですよ。
 
通常ストックは縦の力にとても強いです。体重80kgの私が2本のストックに全体重かけても全然平気です。多少しなってでも耐えてくれるので棒幅跳びみたいなことをよくしてます。
 
しかし、石の隙間にストックが数十cm入った状態で体重が乗ってしまうと「支点・力点・作用点」とか「てこの原理」でストックが簡単にポキッと折れてしまいます!
1本5000円はしますからもったいない!
 
折れるまでいかないまでもストックの側面は石に削られてボロボロにみすぼらしくなってしまいます。
 

 

まとめ

【石突ゴムを外してしまう理由】
①石突ゴムは外れやすいし買い直しも大変だね
②石突ゴムは滑りやすい場面が多い
 
【石突ゴムを付けた方がいい理由】
①環境配慮 登山道が崩れやすくなるよ
②ストックが傷ついて使いにくくなるよ
③周りの人がうるさくて人間関係ストレスだ
④車内では付けるのがマナーです
⑤深く突き刺さると抜くのも大変
 
〇傘も外すと傷つきすぎて傘が付かなくなるよ
 
正直私もそこまで環境に配慮しているわけではありません、それなら登山辞めるほうがよっぽど環境に良いと思いますし。
それでも大事なギアが壊れてしまうのが寂しいですよね。大事に使って長持ちさせたいです。
 
これだけの理由がありました。これが全てではないですが貴方の登山スタイルの判断材料として使ってください。

 

【登山初心者必見】ストック(トレッキングポール)は不要?必要なら買うスタイルが良い

そもそもストックは不要という意見も出てきていますよ

ストックを買う前に参考にして下さい

スポンサードリンク