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「行動食とは何ですか?」
 
という質問をちょくちょく受けます。
 
行動食とはカロリーメイトみたいなアレです。
行動しながら食べる食事だから行動食!といいます。
 
「じゃあカロリーメイトを持っていけばいいんだね」と言われるとそうでもなくて、
 
行動食も食事なんで自分が登山中に食べたくなるものを持っていくのがベストです。
最近では色んな行動食があったり、色んな物が行動食にされたり、楽しく手作りする人も沢山います。
 
今回は色んな行動食を紹介しますので楽しい登山ライフに役立てて下さい。
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そもそも行動食とは何ですか?

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行動食の意味

行動食/携帯食/非常食、英語ではレーションといいます。
 
直接的な意味は「行動中の栄養補給のために食べる携帯食料」です。
 

登山においての行動食

登山では移動中にもエネルギー補給をします。
 
登山中に休憩はしっかり取りますが、休憩の回数は少ないほうがいいんです。
登山の基本は歩行はゆっくり、休憩少な目で歩き続けたほうが実は疲労が少ないんです。
 
だから歩いているときに簡単に食べれる行動食があると便利です。
 
 
念のため誤解がないように説明します。
 
登山中の休憩は必要ならしっかりとりましょう、ですが取りすぎは注意です。
山頂のランチタイムも当然とります。
 
それでも賄えない消費カロリーと空腹感を満たすために行動食があります。
 

行動食に向いているもの

行動食を選ぶ5つの基準

行動食にするには5つの基準がバランスよく備わっているほど向いてます
①高カロリー(軽さ)であること
登山なので軽さはとても大事です。
よって カロリー/重量 が高いほど優秀です。
 
 
②糖質の量
脳の唯一のエネルギー源が糖質です、摂取を怠れば
糖質は素早くエネルギーに変換されるので登山にぴったりです。
 
 
③脂質の量
エネルギーに変わるまで糖質より時間がかかりますが、糖質より多くのエネルギーを生み出します。
 
 
④食べやすさ
移動しながら食べるので個別包装とか大きさとか、食べやすさが大事です。
 
 
⑤お値段
突然所帯じみてますが安いほど嬉しいですね。
数か月日持ちするものだと尚良しです。
 
 
行動食を選ぶ私的な基準
先に述べたものは一般的な基準です。
 
次は私の登山経験による基準なので参考程度に聞いて下さい。
 
①なるべく喉が渇かないもの
食べては飲んでを繰り返すと余分な水分を消費してしまいます。
 
 
②夏場のチョコは避ける
チョコをもっていってはいけない、という話ではありません。
暑い時期に取り出しやすい場所にチョコを入れると溶けてしまうので食べづらいです。
味、カロリー面では最高なので山頂や休憩時に食べましょう。
 
私的にはチョコは口の中を油でコーティングするため、吸い込む空気が生ぬるくなるので移動中は食べません。
 
 
③甘い、しょっぱい味が大事
食べることはストレス発散にになります。
食べて楽しいものはエネルギー以外の面でも役立ってくれるでしょう。
 
 
④袋にジッパーが着いてると便利
コンビニで買って、ザックに入れて、はい行動食です。
というのが楽ちんですね。よくやります。
 
袋にジッパーが着いていると分けて食べられるので便利です。
 
 
⑤食べ応え
するする~と噛まずに喉を通るものはカロリーはあっても喉にたまりません。
すぐにまた食べたくなってしまいます。
しっかり噛んで食べて少しはお腹に溜まるものがお勧めです。
 
10時間以上、数日の高過労な登山をしているとエネルギー吸収率が落ちるので、逆にゼリーなどの行動食の方が便利になります。
 
 
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人気の行動食

”行動”食なので行動しながら食べるものをリストアップしました。
 

①ソフトクッキー

カントリーマァムなどのクッキーは定番です。
 

②ミックスナッツ

良質な高カロリーの塊です。
 

ミックスナッツとミックスドライフルーツを混ぜてナルゲンボトルに入れて持ち歩くとおしゃれですよ。

 

③柿ピー

カロリーと脂質と軽さと値段と価格と食べやすさとバランスが非常に高い!
 

④ドライフルーツ

水と一緒にカミカミしているとフルーツを食べた気分になります。
 

⑤チョコレート

安定の高カロリー&美味しさですね。
 

⑥グラノーラ

ナッツやフルーツ、麦系のフレークが沢山入っていてバランスがいいです。
私的には「ごろっと果実のグラノーラ(メープル仕立て)」が好きです。
果実が本当に沢山入っているのと、メープル味のフレークが病みつきになります。
病みつきのあまり家でなくなることもしばしば、もっと行動しなければいけませんね。
 

⑦カルパス

山の中でお肉食べてる感が高いので本当にお勧めです。
ちょっと高いですけどね。
 

⑧羊羹

実は羊羹はかなりお勧めです!
ハイカロリーで喉も乾きにくい部類に入り、暑いときも喉を通りやすいです。
コンビニで売ってる100円の羊羹を1個試してみて下さい!
 

⑨ゼリードリンク

ウィダーインゼリーに始まり、今では機能性を高めたゼリードリンクが沢山あります。
暑い日、疲労困憊の時にはゼリードリンクに勝る行動食はありません!
BCAAの沢山入った高価なゼリードリンクもありますがお勧めしません。
行動食を摂る時とBCAAを摂る時は別だからです。
特にBCAAが必要無いときにゼリー飲みたいな~となっても飲むことができなくなります。
 

⑩カロリーメイト

言わずと知れたカロリーメイトなどのブロックタイプの行動食。
ちょっと高目ですがカロリーと食べやすさは断トツです。
 
 

おわりに

行動食が色々定義されたり条件があったりしますが、要はお食事です。
 
食べて美味しいもの楽しいものが一番向いてると思います。
 
奇をてらった面白い行動食も場を場を和ませるのに一役買います。
 

色んな行動食を試して自分の登山スタイルを作って下さいね。

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