<北の道草は広告が含まれていますが、「読んでくれる皆さん」のために記事を作っています>
スポンサードリンクウニと言えば、北海道!
ウニ丼の発祥地が礼文島ということを知っていますか?
単なる発祥地ということだけでなく、ウニの旨さが他とは違います。
礼文島は日本最北の島、澄んだ海には利尻昆布が豊かに育っています。
(利尻昆布:礼文島や利尻島、宗谷岬などオホーツク海域でとれる昆布)
利尻昆布の豊富な栄養分で立派に育ったウニだからこそ最高に美味しくなるのです。
しかし、礼文島でウニ漁が許されるのは1年間でたった数ヶ月しかありません。
【ウニ漁の期間】
- ムラサキウニ:3月〜9月
- バフンウニ:6月〜8月
漁期を守るには2つの大事な理由があります。
- ウニが安定して獲り続けられるように
- 旬のウニだけを食べられるように
こうしてウニの漁期を厳しく制限することよって美味しいウニが守られているんですね。
今回は礼文島でも人気の“ウニが食べられる店“を5つに厳選して紹介します!
人気店には、それぞれ強い「こだわり」があります。
こだわりの違いを楽しみながら、是非ウニの旨さを味わってください。
[toc]武ちゃん寿司の生ウニ丼
「武ちゃん寿司」はフェリーが到着する、香深フェリーターミナルの2階にあります。
つまり、礼文島に到着して、一番早く名物の「生ウニ丼」を味わうことができます!
「武ちゃん寿司」のこだわり
【こだわり】
ご飯は他店と違い手間がかかっても「酢めし」を使用
寿司で使うご飯は「シャリ」、「シャリ」というのは酢めしのこと。
熱いご飯に寿司専用の酢を入れ、うちわで水分を飛ばしご飯の温度調整をした酢めし。
これと一緒に、ウニを食べる時が一番ウニ本来の味を堪能できる!と考えているから。
寿司店ならではの発想ですね。
名物メニュー
- 生ウニ軍艦巻3巻
礼文島にきて本場の生ウニを同時に比較しながら味わいたいという人たちに喜ばれている名物です。
生ウニ丼では多すぎるという人、ムラサキウニかバフンウニしか食べてないという人にも評判!
バフンウニ丼は高いけど軍艦巻ならお手頃価格で味わえると名物に!
フェリーに乗る前に、最後にもう一度ウニを堪能したいという人にも最適!
軍艦巻は量的に、価格的に気軽に食べられるところが喜ばれている名物メニューです。
混雑状況等
フェリー乗り場に一番近いところにあり、席数も多いことから団体客にも利用されます。
団体客の予約が入っている時は混雑していますが、片付けが早いので、そんなに待たずに入れます。
お店の基本情報 営業時間や定休日
「海鮮処かふか」のウニ丼 予約可能
「海鮮処かふか」があるのはフェリーターミナルから歩いて5分。
香深漁業協同組合の建物の2階にあります。
(1階は組合による海産物など土産物販売)
「海鮮処かふか」のこだわり
【こだわり】
それは抜群の鮮度!
店内にはウニコーナーがあり、特設の水槽には新鮮なウニが沢山入っています。
ウニの注文が入れば水槽から活きたウニを取り出して調理。
まさに抜群の鮮度です!
海水と同じ条件の水槽に入れておくことによって、いつでも収穫したばかりと同じ
新鮮なウニの状態を保つことができるんです。
また、嵐などでウニ漁ができない時にも、水槽にある程度のウニを確保しておけるので品切れになりません!(限度はあります)
名物メニュー
- ウニ丼(小鉢、もずく、味噌汁、漬物付き)
ウニ丼は訪れる時期により種類が増えます。
- 【ムラサキウニ丼】3月~9月:明るい黄色、旨味が淡く上品な味わい
- 【エゾフンウニ丼】6月〜8月:赤みが強く濃厚な味わい
いずれの丼もご飯が見えないほどぎっしり盛られていて味も食べ応えも申し分ありません!
ウニ丼も“海鮮処かふかのこだわり”が強く出ていて、
注文があり次第水槽から取り出し、殻をむき内臓をきれいに取り除いて丼に盛り付けします。
抜群の鮮度を誇るウニ丼ですね!
「夕方でも新鮮さが変わらないウニを味わえる」と評判で、名物メニューになっています。
混雑状況等
混雑状況は満席の場合は「予約でいっぱい」「予約のみ」の札がでます。
ランチの時間は11:00~15:00までですが、ラストオーダーは14:00。
つまり、予約なしだったり、14:00に入店ではアウト。
事前に電話して予約したり、空き状況を確認しましょう。
どうしても食べたい場合に、お願いすると“運が良ければ”時間指定で食べられることもあります!
ウニのシーズンには予約が大切!
お店の基本情報 営業時間や定休日
- 営業時間:ランチ 11:00~15:00、ディナー 17:00~21:00
- 定休日:ディナーのみ 第2・第4火曜日
- 営業期間:5月1日~10月15日
- HP:ー
- 電話:0163-86-1745
- 駐車場:あり
- 住所:北海道礼文郡礼文町香深村字トンナイ 香深マリンストア2F GoogleMAP
「炉ばた ちどり」のウニ丼とホッケのちゃんちゃん焼き
「炉ばた ちどり」はフェリーターミナルから歩いて3分。
「ホッケのちゃんちゃん焼き」の発祥の店としても有名。
鮭のちゃんちゃん焼きとは違う味が楽しめます!
もちろんウニ丼も!
「炉ばた ちどり」のこだわりと特徴
【こだわり】
“焼き”に対するこだわりがあります。
店内にある各テーブルの真ん中が炭を入れられるようになっています。
ウニやホッケのちゃんちゃん焼きの時に、火のついた炭が入れられます。
ここでは出来上がった料理を味わってもらうだけでなく、自分で焼く楽しさも経験できます。
焼き加減なども丁寧にアドバイスしてくれますよ。
焼けたウニから漂う香ばしいかおり。
殻から直接かきだして食べるウニの味は、生ウニとは違う美味しさを楽しむことができます!
名物メニュー
- 「焼きウニ」
利尻島で食べるウニは生だけとは限りません。
「焼きウニ」はウニの産地だからこそ味わえる名物。
バーベキューのように自分たちで焼いて食べられることが楽しくて評判です。
焼いているうちに漂ってくるウニの香りが本当にたまりません!
普通は殻付きウニの内臓を丁寧にとり除いた状態で出されますが、殻を開けずにそのまま出してもらうこともできます。
焼き方は網の上にウニの口を上にして丸ごと焼きます。
口から蒸気が出てくるようになると食べごろです。
辛抱して待つ楽しさもあります。
- 「ホッケのちゃんちゃん焼き」
炉ばた ちどりは「ホッケのちゃんちゃん焼き」発祥の店。
100%礼文島で獲れたホッケ使用しています。
網にのせた生ホッケの開きを直接炭火で焼きながら特製味噌とねぎを混ぜて食べます。
「ホッケがこんなに美味しいものか!」と名物になっています。
混雑状況等
11時開店から21時半の閉店まで途中休憩時間なし!
一番混むのは開店から14時くらいと、ディナータイムです。
そこを避ければスムーズに入れるかもしれません
席数は32席、GWの時には予約で安心!
もちろん、GW以外でも予約出来ます。
お店の基本情報 営業時間や定休日
- 営業時間:11:00~21:30 変動あり
- 定休日:第2・第4日曜日(7月・8月は無休)
- 営業期間:通年
- HP:ー
- 電話:0163-86-2130
- 住所:北海道礼文郡礼文町香深村字入舟1115ー3 GoogleMAP
船泊漁協直営「あとい食堂」
礼文島にはウサギの耳のように岬が二つあります。
船泊漁協は右の金田ノ岬にあります。
「あとい食堂」は日本最北端にある船泊漁協協同組合直営の海鮮食事処兼海の家です。
運がよければ愛らしいゴマフアザラシが寝そべっている姿を見ることもできます♪
あとい食堂のこだわりと特徴
【こだわり】
旬のものを最大限美味しく、そして素早く提供すること
礼文島に訪れた観光客は忙しく時間が全然足りない様子。
そんなお客様にもゆっくり美味しい食事を楽しんでいってほしい。
そうなるために、「注文から提供まで」少しでも早く出来るようにスタッフが一丸となって努力しています。
そんなこだわりを持ったお店です。
名物メニュー
出典: 礼文島 船舶漁業協同組合
- 生ウニ丼
生ウニ丼はご飯とウニが別々に盛られて提供されます。
理由は、ウニは温まると味が変化するから。(味が悪くなるという意味ではありません)
別の食器に盛り付けることで、熱の影響を受けないウニの本来の味を楽しむことができます。
理由が分かるとお客さんも納得!
生ウニ丼に対するイメージも変わり、評判となり名物メニューになっています。
道外からも評判のこの生ウニ丼をわざわざ食べに訪れる人がいるくらい。
昆布醤油とワサビもあり、自分流にアレンジして濃厚で甘い至福の味を楽しめます。
味噌汁はとろろ昆布でこれもまたうまい!
混雑状況等
96席で個室はありません。
団体客が重ならない限り、食事ができますが、ラストオーダーが15:30となっています。
食事をするときにはアザラシなどに見とれすぎないで、早めに注文してね!
お店の基本情報 営業時間や定休日
- 営業時間:11:00~16:00 ラストオーダー15:30
- 定休日:営業期間中 無休
- 営業期間: 4月~9月
- HP:
- 電話:
- 駐車場:あり
- 住所:北海道礼文郡礼文町大字船泊村金田岬 GoogleMAP
その他情報
- クレジットカード利用可
- トイレ外にあります。道路の向こう側なので少し遠いです
島の人 礼文島本店
礼文島にはウサギの耳のような岬が二つあります。
「島の人 礼文島本店」は左のスコトン岬にあります。
スコトン岬はロシア国境に一番近く「日本最北限」。
スコトン岬にある、たった1軒のお店です。
土産屋・産地直送のネット通販からスタートしました。
飲食スペースはスコトン岬の景観をゆっくり楽しめる場所を確保してます。
こだわりと特徴
【こだわり】
礼文島で獲れた新鮮な魚介類を求め、漁師の元へ直接足を運ぶ
美味しさの確かな素材だけを厳選。
手間をかけても新鮮な食材を手軽に味わってもらうために、価格設定や食材の組み合わせなど工夫にこだわっています。
・新鮮な食材は土産や通販でも販売。
実は土産や通販が先でしたが、現地でも食べたいという人が多かったので店内に飲食スペースを併設した。という歴史があります。
それほど良い魚貝類を仕入れてきたということですね。
名物メニュー
- 「ウニ・イクラ重」
重箱のご飯に季節の島ウニと、利尻昆布だしで味付けしたイクラを半々にのせた絶品!
価格も手ごろで2つの味が楽しめると人気商品です!
「出川哲郎の充電させてもらえませんか」で出川哲郎さんと北斗晶さんがウニ・イクラ重を食べて絶賛してました!
- 「寿司セット」
ウニとイクラの味や感触を直接楽しんでもらうため軍艦巻きにしないものと、
ウニの軍艦巻と利尻昆布で味付けしたイクラの軍艦巻きそれぞれ二巻のセット。
価格の割には見た目も豪華で美味しいと評判です。
混雑状況等
40席あり、満席の時は予約しておき店内のお土産を選んでいるうちに呼ばれます。
お店の基本情報 営業時間や定休日
- 営業時間:7:00~18:00
- 定休日:なし
- 営業期間: 4~10月
- HP:
- 電話:011-738-6000
- 駐車場:あり
- 住所:〒097-1111 北海道礼文郡礼文町大字 船泊村字スコトン GoogleMAP
北海道のウニ丼情報
>>北海道ウニ丼ランキング!旬の時期はいつ?産地や種類のおすすめは?
>>積丹うにの時期到来!最高の旬と解禁日で美味しいウニを食べる!
>>積丹のウニ丼おすすめの名店・穴場比較!並ばずに食べる裏技も紹介
>>函館ウニの旬は?一番旨い時期におすすめの名店うにむらかみで食べる
おわりに
日本最北端で礼文昆布を食べて育ったウニ。
このウニを現地で食べられるとはなんと贅沢!
花の島としても有名で観光で訪れる人が多いですが、ウニを食べた人がリピーターになるほど美味しさが違うのです。
是非ウニでもこんなに旨さが違うのか、と体験しに訪れてください。