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スポンサードリンク登山用のリュックはザックとも、バックパックとも呼びます。
登山用はザックと呼ばれるのが一番多いので私もザックと呼んでいます。
カッコいいですよね。
ザックは登山をするための三種の神器の一つ。
それだけに高機能!
高いのもうなずけます。
お高くて高機能なザックを初めて買うとなると不安になりませんか?
大きさは?形は?何を基準に選べばいいの? 高いから失敗できない!!
登山初心者が始めてのザックを選ぶにはいくつかポイントがあります。
①ザックの大きさは登山を体験した後で決める
②実際にお店で背負い心地を確かめる(ザックに重りを入れて貰う)
③ザックの充実機能がどれだけあるかチェックする
④自分好みのデザインで選ぶ
今回は4つのポイントの解説に加え、選んではいけないザックと最近流行りザックを紹介します。
因みに、残る三種の神器は登山靴とレインウェアです。
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そもそも登山用のザックとはどんなもの?
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登山は重たい荷物を何時間も背負って歩きます。
苦しい状況を少しでも楽にするためにザックは色んな機能、性能を搭載しています。
・重たい荷物を入れても型崩れしない
生地が丈夫で全体をコンパクトに締め付けるベルトが何本もついています。
ザックの中は2~4つくらいの空間に小分けされているのも型崩れしないポイント。
・体にガッチリフィット
太くてクッション性のあるベルトが腰と肩をガッチリホールドします。
背中にもクッションが入っているので痛くありません。
・濡れても平気!
ザックはある程度の防水性があります。
多少の雨ならへっちゃらです。
雨が強くなってくるとザックカバーを掛けます。
・小物収納ポケットが豊富
ザックの側面、真後ろ、上部などにポケットがあります。
ドリンクや地図などちょくちょく使うものを入れておくと大変便利です。
ザック凄いですね!
登山の環境を考慮しつくした造りになっているので登山者はより高い山を目指すことができるのです。
後悔しない自分に合うザックを選ぶ4つのポイント
登山の道具は値段が高いものが多いです。
ザックは特に高い部類に入るでしょう。
だからこそ、ここで失敗したくないですよね。
しっかり悩んで自分にとって最高のザックを選び抜きましょう!
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ポイント① ザックの大きさ
初心者がザック選びで悩むポイントNo.1とも言えます。
当然です、何をどれくらい持っていくのか全然わからないのが当たり前ですから。
まずは登山を体験すること
ザックの大きさは登山時間に比例すると言っても過言ではありません。
登り1時間の山
登り3時間の山
登り6時間の山
1泊の山
2泊の山
山が大きくなると必要な食料と装備はどんどん増えていきます。
ザックの大きさ選びで重要なのは「自分がどれくらい登山にのめりこむか」です。
「最初だから」とか、「多分、初級の山くらいしか・・・」とか考えて小さいザックを選んだけど、いざ登山を始めると「その魅力にどっぷりはまってしまった。」という人を何人も見てきました。
逆もあります。
最初に沢山の装備を揃えてやる気十分だったけど、数回登って飽きてしまった・・・勿体無い例ですよね。
こういった後悔をしないために、最低2回は登山を体験してみて下さい。
できれば登り1時間半の山を体験して下さい。
それなりの山を2回登れば自分がどれくらい登山にはまりそうか見えてきます。
「それなりに楽しいから趣味でやってみよう」くらいの人は登り2時間くらいの山を想定したザックを買うとよいでしょう。
楽しい!!
と感じた人は迷わず5,6時間登れるザックを買うべきです。
大は小を兼ねます。
コチラで家にあるもので登山体験にでかける方法を解説してます。
ザックの大きさの目安
・登り1~2時間の軽登山
20~30リットル程のザック
・登り3~6時間の日帰り登山
30~45リットル程のザック
・1泊の山泊登山
50~70リットル程のザック
・2泊の山泊登山
50~80リットル程のザック
大体の目安です。
荷物の軽量化やザックの外に荷物を括り付けるなどの工夫をすれば小さくて軽いザックで大きな山に挑戦することも可能です。
実際40リットルのザックがあれば山泊も可能です。
そして、大きめのザックだと美味しいご飯やビールを積めますよ!
お勧めサイズ
登山が楽しいと感じたら女性は30~40リットル、男性は35~45リットルのザックを強くお勧めします!!
これらの1サイズ小さいサイズと比べても大した値段は変わりません。
ザックの重量も大した変わりません。
ですが汎用性は格段に上がります!ほとんどの山で使えること間違い無しです!
例えば小さいザックを買ったとします。
ステップアップしていくと小さく感じて少し大きいザックが欲しくなり、中くらいのを買います。
さらにステップアップすると山泊がしたくなり、さらに大きなザックを買うことになります。
それならば初めに中くらいのザックを買っておけば暫くはコレで持つし、山泊レベルまでステップアップしたときにでっかいザックをどどんと買うことができます!
ポイント② 背負い心地を確かめる
出来るなら山道具のお店に出向いて目当てのサイズのザックを片っ端から背負いましょう
自分の背中に合うかどうかは背負ってみるのが一番です。
少し気に入ったものを見つけたら店員さんに相談してみて下さい。
店の奥から沢山の重りを出してきてくれます。
実際にザックに重りを入れて背負ってみると、より分かりやすくなります。
確認すべきは以下のポイント
・肩、腰が痛くならないか
・ずれにくいか
・背中の大きさにマッチしているか
上下左右に振ったり歩いたりして確認してください。
意外と簡単、ザックのメンテナンス
ポイント③ 使い易さ、機能を確かめる
ザックには面白い機能が満載です。
各メーカーは機能に個性を出してきています。
お勧め機能を紹介するのでザックを見に行ったときにチェックしましょう。
・雨蓋がある
ザックの一番上にあるフードみたいなもの。
ここにレインウェアをはさめておくと出し入れがグッと楽になります。
・サイドからアクセスするジッパーがある
ザックの一番広い空間に、上からだけでなく横からも開けることができるととても便利です。
・ウエストベルトのポケットの大きさ
ウエストベルトにポケットがあると小物を入れるのに便利です。
行動食を入れておくとザックを下ろさずにたべることができますね。
・サイドポケット
これは無いと困ります。
30リットル以上のザックにはほぼ付いていますが小さいザックには無い場合もあります。
サイドポケットにはドリンクやストックなど色んなものを入れます。
・自立型できる
ザックを置いたとき、ザックだけで直立してくれると背負い易くて便利です。汚れにくくもなります。
底が丸いと自立してくれません。
・ザックカバーが付属している
大体のザックには雨天時のカバーが付属しています。
たまに付属していない時があるので、その場合は購入する必要があります。
・背中の通気性
メッシュになって隙間も空いているザックだと背中の汗もかなり快適になります。
ポイント④ 好みのデザインを選ぶ
本当は②が最重要です、デザインなんか二の次!と言いたいです。
登山は時として命がかかりますから。
ですがカッコよくて可愛い、自分好みのデザインのザックを買うと登山に行きたくなりますよね!
この気持ちも登山の原動力になるのでやはり大事なんです。
特に女性には大事ですよね!
好みの装備で固めた登山は自分流の登山の第一歩になります。
どんどん楽しい登山を目指していきましょう。
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お勧めしないザック
インターネットで出てくるよくわからないメーカーの激安ザックはお勧めしません。
見た目は同じように見えるかもしれませんが、背負い心地が全然違うはずです。
こういうザックを使うとバランスが悪くなり、肩が痛くなったり疲れやすくなったりします。
三種の神器であるザックと登山靴はお金をかけてしっかりしたものを購入して下さい。
最近流行りの超軽量ザックもお勧め
例えばノースフェイスだとカイルスというシリーズを出しています。
お勧めは35リットル以上ですが、Mサイズで1,105gという軽さ!
普通の同サイズザックは大体1,300gなので200gも軽くなります。
軽さの秘密は生地やパーツがとにかく軽量な材料を使用しています。
特に生地にはなんとかかんとかナイロンを使用しており、70デニールの厚さしかありません。女性ならおわかりでしょう?
各ポケットも大きくて使い易いし、雨蓋もサイドアクセスジッパーもあるので便利です。
さいごに
ザックの選び方わかりましたか?
やはり体験した上で自分好みのザックを探すのが一番大事だと思います。
①ザックの大きさは登山を体験した後で決める
登山後の自分のやる気で大きさを決めましょう。
但し、下山後のハイテンションで即買いをしてはいけません(笑)
②実際にお見せで背負い心地を確かめる(ザックに重りを入れて貰う)
実際に自分に合うザックかを確かめるのは大事です。
③ザックの充実機能がどれだけあるかチェックする
色んなメーカーが個性を出すために色んな機能を作ってます。
自分が使いたくなる機能が沢山あるといいですよね。
④自分好みのデザインであること
好みのデザインとは、すなわち自分流の登山の第一歩!
以上を踏まえて自分に合った。
そして登山に行きたくなるようなザックを選んでください。
コチラで簡単なザックのお手入れ方法を紹介しています。
合わせてごらんください。
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