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糠平湖アイスバブル

2019年十勝地方は記録的に雪が少なかったため、ある現象が注目されました。

その現象は、アイスバブル

イッテQでイモトアヤコさんが、カナダで非常に苦労して探していたのが印象に残っています。

カナダまで行くのは大変ですが、アイスバブルは北海道の糠平湖でも見られるんですよ。

どんな現象なのかは後で紹介しますが、一度見てみたいとっても不思議な光景!

今回は不思議なアイスバブルについて徹底紹介します。

 

アイスバブルとは?

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アイスバブル

アイスバブルは、主に植物から出る細菌のガスが由来です。

冬になると糠平湖は湖面から湖底に向けてゆっくり氷結していきます。

同時に湖底で発生したガスが気泡となり上昇し、湖面の氷の下に定着。

氷の成長と共にガスが気泡の形で氷に閉じ込められるのです。

ガスが氷る現象が繰り返され、アイスバブルが下に重なることによって、神秘的なアイスバブルが誕生します。

 

見頃

湖の氷が解けるまで見られますが、雪が積もってしまうと表面が白くなってしまい見られません

そのため一番見やすい時期は、糠平湖が全面凍結してすぐの1月上旬から中旬

薄く積もっている程度でしたら、車の雪はね用のブラシで表面の雪を除き、固まった雪を削れば見られますよ。

昨年は2月になっても見ることができました。

 

駐車場

五の沢バス停付近に広いスペースがあります。

目印は非常電話の電話ボックス

ワカサギ釣りの人も駐車するため、沢山の車が駐車していてわかりやすいですよ。

駐車場
GoogleMAP

 

見学場所

糠平湖入口

五の沢バス停付近から糠平湖へ向かいます。

交通安全の旗あたりにわかさぎ釣りやスノーシューツアーも通る道があるので迷うことはないですよ。

無事湖畔へ出られたならば、どこでも見ることができます。

アイスバブルは阿寒湖でも見られますが、規模は糠平湖の方が圧倒的に大きいですよ。

2019年は新聞で話題になったこともあり、ひがし大雪自然ガイドセンターが観光用の見学スポットを用意してありました。

もしかしたら今季も用意してくれるかもしれませんよ。

見学場所
GoogleMAP

 

糠平(ぬかびら)までのアクセス方法

アクセス方法

札幌からの場合、帯広周りでも旭川周りでもそれほど時間と距離は変わりません。

無料区間が長いので旭川周りの方が高速料金が安いです。

◆車の場合

【道東自動車道利用】

  • 所要時間:3時間24分
  • 距離:249km
  • 高速料金:4,440円(ETC割:3,310円)[札幌南IC~音更帯広IC]
  • ワンポイント:音更帯広インターから糠平湖までの間、柳月スイートピアガーデン道の駅ピアしほろなど買い物できるスポットが多くあります。

 

【道央自動車道・旭川紋別道利用】

  • 所要時間:3時間35分
  • 距離:263km
  • 高速料金:3,770円(ETC割:2,640円)[札幌IC~上川層雲峡IC]
  • ワンポイント層雲峡三国峠といったビュースポットにも立ち寄れますが、三国峠のアイスバーンには注意が必要です。

 

◆公共交通機関の場合

糠平へは旭川駅からのノースライナーみくに号と、帯広駅からの十勝バス[51]ぬかびら線があります。

帯広駅発の方がバスパックもありお得に行くことができます。

【ノースライナーみくに号利用】

ノースライナー
  • 所要時間:2時間35分
  • 本数:1日1便
  • 運賃:2,410円(割引運賃はありません)
  • HP(時刻など)十勝バス[ノースライナー]
  • ワンポイント:1人掛けシートなので移動は快適です。1日1便ですが糠平発着の時間帯が良い為利用しやすいです。

【十勝バス利用】

十勝バス糠平線
  • 所要時間:1時間40分
  • 本数:1日4本
  • 運賃:1,330円(往復割引:2,390円、温泉+スノーシューツアー付きバスパック:6,000円)
  • HP(時刻など):十勝バス[ぬかびら線時刻表]
  • ワンポイント:1号から57号までひたすら番号のみのバス停が続く十勝らしいバス路線です。スノーシューバスパックは予約が必要です。
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冬の糠平アクティビティ

ひがし大雪自然ガイドツアー

タウシュベツ橋梁で一躍脚光浴びた糠平地区。

それまではちょっと寂れた寂しい温泉街でいたが、現在は様々なアクティビティが実施され、リピーターが多くなっています。

ひがし大雪自然ガイドツアーでは様々な体験ツアーがあり、中でも人気なのがタウシュベツ橋梁スノーシューツアーわかさぎ釣り体験

今回はこの二つを紹介します。

◆タウシュベツ橋梁スノーシューツアー

タウシュベツ橋梁スノーシューツアー

タウシュベツ橋梁スノーシューツアーは、土日は連日満員になってしまう人気アクティビティ

アイスバブルは、タウシュベツ橋梁へ向かう途中でも見られますよ。

タウシュベツ橋梁キノコ氷アイスバブル

糠平湖を代表する冬の光景全て満喫できるおすすめツアーですよ!

※キノコ氷とは…湖底にある切り株の上に乗った氷だけ氷を乗せたまま湖面を突き破ってキノコの様に見える糠平湖ならではの光景です。

◆わかさぎ釣り

わかさぎ釣り

糠平湖では、氷上のわかさぎ釣りも楽しめます。

釣りのポイントは、「五の沢」または「三の沢」付近がポイント!

駐車場からポイントまでは氷上を歩いていきます。

途中、アイスバブルスポットを通るので湖面にも注目してみましょう。

ひがし大雪自然ガイドツアー
  • 電話番号:01564-4-2261
  • E-mail:shizen@guidecentre.jp
    ※ツアーの申し込みは電話またはE-mailのみです
  • HPひがし大雪自然ガイドツアー
  • 住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷北区44-3 糠平温泉文化ホール内 GoogleMAP

 

ぬかびら源泉郷スキー場

ぬかびら源泉郷スキー場

ぬかびら源泉郷スキー場は、元西武グループのスキー場だったため設備がかなりいいです。

1日券が3100円ととってもリーズナブル。

頂上からは糠平湖が一望でき、麓まで5kmの超ロングランは滑りごたえあります。

混雑も少なく、極上のパウダースノーも味わえるお勧めスキー場ですよ。

ぬかびら源泉郷スキー場

 

ぬかびら源泉郷おすすめ宿

ぬかびら源泉郷には9軒のホテル、旅館、ユースホステルがあります。

今回は私がおススメする温泉宿を紹介します。

 

ぬかびらユースホステル

ユースホステルって相部屋で歌ったりしないといけない所。

そんなイメージがあるかもしれませんが、昔ながらのユースホステルは礼文島の桃岩荘などごく一部だけなんですよ。

ぬかびらユースホステルは、ペンションのような雰囲気で個室もあります

小さいながらも源泉かけ流しの温泉もついているんですよ。

何よりも人気なのがアクティビティ!

日付限定ですが、タウシュベツ橋梁ツアー氷上わかさぎ釣りも開催していています。

ひがし大雪自然センターよりツアー料金が安いのがうれしいですね。

宿泊することが前提になりますが、ペンションのような所なので家族連れでも安心して泊まれますよ。

ぬかびらユースホステル
  • 電話番号:01564-4-2004
  • HPぬかびらユースホステル
    ※ツアー申込はWEBページからも可能です
  • 住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷北区44-3 糠平温泉文化ホール内 GoogleMAP

 

山湖荘

山湖荘は、古民家風の佇まいの風情がある温泉宿

囲炉裏を囲っての食事や温泉水を使った温泉豆腐など食事も美味しいところです。

一番のおすすめは洞窟風呂

他の温泉よりやや天井が低く、籠った感じがします。

薄暗い洞窟に入ってるようでリラックスできる雰囲気の温泉。

山湖荘に宿泊すると元祖湯元館糠平温泉ホテル糠平館観光ホテルユースホステルの各温泉も無料で楽しむことができますよ。

山湖荘

 

おわりに

透き通った湖面に浮かぶ無数のアイスバブルは、他では見られない神秘的な現象です。

降雪量によって見られる時期が限られてしまうため、非常に運がよくないと見られませんよ

運だめしに糠平湖へアイスバブルを見に行ってみませんか?

 

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