【小樽・桜八景】厳選された名所・穴場を紹介！祭りやライトアップも

小樽市にも春を告げる最高の桜の名所があります。

桜の名所といわれるだけに「成る程！」と思われる光景に出会うことができます。

何㎞も続く桜並木であったり、一本の桜の木でも十分存在感も示す桜もあります。

そのような名所の桜情報を紹介します。

↑北の道草には沢山の名所があるよ！

【2023年】小樽市　桜の開花予想

【小樽・桜八景】厳選桜の名所・穴場相関マップ

①【小樽公園】900本の桜が咲く歴史ある公園　

小樽公園は明治時代に開園した歴史のある公園。

公園にはソメイヨシノや八重桜など約900本の桜があります。

八重桜はソメイヨシノやエゾヤマザクラの後に咲くので、長く桜を楽しむことができますよ。

公園の顕誠塔前広場（けんせいまえとうひろば）に向かう坂道の脇に、並んで咲く八重桜がとても綺麗。

高台にあるので、桜とともに小樽の街並みや港の眺望も楽しめる公園です。

②【手宮公園】700本の桜が咲く丘の上の公園

手宮公園は小樽市の中心近くの高台にある総合公園。

標高80mほどの小高い丘の斜面が日本庭園やシャクナゲ園など各種エリアに分かれており、季節ごとに楽しめる場所になってます。

公園にはエゾヤマザクラやソメイヨシノなどが約700本の桜が咲き、桜の名所として有名。

綺麗な桜並木もあります。

桜の花もエゾヤマザクラの濃いピンクやソメイヨシノの薄いピンクなどが入り交じり、変化があって楽しいです。

場所によっては桜とスモモの花が同時に見られる場所もあります。

展望台や頂上近くの駐車場からは桜を通して眼下に小樽の雄大な景色。

夜景も素晴らしい！

③【天上寺】小樽市指定の歴史的建造物と桜のコラボレーション

天上寺は、JR南小樽駅から1.3kmにある桜が綺麗なお寺。

駅からは若干登りが続くので歩くのがきつい人は路線バスもあります。

天上寺境内には30本のソメイヨシノがあり、毎年5月上旬に見頃を迎えますよ。

本数こそ多くないですが、天上寺の漆黒の門とソメイヨシノの薄いピンク色がマッチして素晴らしい光景が楽しめます。

天上寺本堂は小樽市指定の歴史的建造物となっているので、桜を見に行った時は訪れてみましょう。

④【小樽商科大学】夜はライトアップされる桜並木

小樽商科大学は”坂の町小樽”の中でも屈指の急斜面地獄坂を登り切ったところにあります。

そんな急斜面を登り切った小樽商科大学に桜並木があることは意外と知られていない穴場！

毎年5月上旬になると正門から校舎まで続く桜のアーチが見事なスポットですよ。

小樽商科大学の生徒によってライトアップをする時期もあります。

昼のアーチも見事ですが、夜のライトアップも昼間とまた違った美しさをたのしむことができますよ。

⑤【水天宮】眼下に広がる小樽港と桜の名所

水天宮は小樽の高台にある神社で桜の名所として有名です。

水天宮は本殿と中殿、拝殿が連結する「権現造り」と呼ばれる建築様式。

小樽市の歴史的建造物に指定されています。

桜の時期に外人坂と呼ばれる急な階段があり、途中には見事に咲く桜が出迎えてくれます。

境内ではエゾヤマザクラやソメイヨシノが咲き誇ります！

桜の間から眼下に小樽港が広がり、天気が良いと青空の中に残雪をいだく山も眺望できるビュースポットです。

境内には石川啄木の歌碑もあります。

⑥【天狗山】ハートの一本桜！

天狗山は標高532.4mの小樽のシンボル的な山。

頂上には駐車場もありますが、ロープウェイでも山頂に登ることができます。

山頂にあるのは明治時代に植えられ樹齢100年を超える1本のエゾヤマザクラ。

「天狗桜」と呼ばれ、小樽で最後に満開となる桜です。

満開になるとハート型になることで凄い人気！

桜のそばには天狗桜展望台があり、小樽の街並みを見下ろすことができます。

ハート型のイルミネーションがある「幸せ広場」は人気の写真スポット。

北海道三大夜景にも選ばれています。

⑦【南小樽駅】大きな枝垂れ桜と列車が人気の撮影スポット

南小樽駅入口近くにある数本のソメイヨシノが有名です。

駅を利用する人だけでなく、列車で通過する人も桜が咲くのを心待ちにしてます。

駅の上の方から、下のホームに向かって桜の枝が大きく垂れ下がり見事な花を咲かせています。

わざわざ下車しホームとは違う景色を楽しむために改札を出る人もいるくらい。

大きく枝を広げた満開の桜は本当に美しくきれいです！

列車やホームから見ても綺麗ですが、そばで見る桜は存在感が違いますよね。

駅舎の跨線橋(こせんきょう：線路をまたぐように架けた橋)から桜と一緒に見る駅舎の全景や小樽の街並みも素敵です。

⑧【長橋なえぼ公園】３０００本のエゾヤマザクラ！

長橋なえぼ公園は小樽駅から近いところにあります。

小樽市を代表する小樽公園よりも1.3倍の面積（31.1ha）。

広大な面積の中に、3000本ものエゾヤマザクラなどが咲いていて、人気の桜の名所となっています。

この桜は3,000本が同時に植えられたのではありません。

明治・大正・昭和・平成と年号が代わるごとに数百本ずつ植え続けられた結果、現在では約3,000本もの本数になりました。

面積が広く小川もあり、遊歩道を散策するといろいろなところで桜の風景を楽しむことができます。

桜の枝でメジロが鳴いていたり、リスや天然記念物のクマゲラに出会うこともあります。

公園入口に「森の自然館」という情報センターがあり、園内マップをゲットしておきましょう。

樹木に付いてる番号札はマップで見ると樹木の名称に結び付いていているので、植物好きの人は散策が楽しくなりますね。

一本の幹から7本も枝分かれしている、驚くような木にも出会えたり♪

夜桜ライトアップ（日程内容確認：小樽観光協会0134-33-2510）もあります。

屋台や屋外上映会など楽しい企画もあります。

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おわりに

石狩・小樽地区にこのように桜の名所が数々あります。

明治の桜から平成の桜まで年号が代わるたびに植樹していたところもあります。

間もなく新しい年号に代わるので、きっとまた記念植樹が行われると思います。

楽しみが増えます！

同じ名所でも天候や訪れる時期により桜の景色も変わります。

訪れたことない人は、是非この機会に訪れて桜と同時に景観を堪能してください。