世界三大夕日の一つ釧路！おすすめ夕日スポットとアクセス方法徹底解説

釧路と言うとまず思いつくのが釧路湿原でしょう。

しかし、釧路で今一番注目されているのが夕日です！

釧路市では夕日をイメージしたお菓子やカクテルもありますよ。

なぜ釧路が夕日で注目されているのか？

それは、釧路の夕日・インドネシアのバリ島・フィリピンのセブ島が世界三大夕日として認定されているからです。

今回は世界で認められた美しい釧路の夕日が見られるスポットを紹介します。

世界三大夕日のひとつ「釧路の夕日」

釧路の夕日が世界三大夕日に認定されたは1965年。

何と半世紀以上前なのがびっくりですね！

釧路は海外からの船が寄港するところだったため、世界中の船乗り達の間で美しいと話題になりました。

現在はSNSなどによって海外での認知度が増え、釧路湿原に続く釧路の人気スポット！

霧が発生しやすい夏よりも空気が澄んでいる秋から冬の方が綺麗見えますよ。

釧路市内のおすすめ夕日スポット

幣舞橋（ぬさまいばし）

釧路の夕日スポットではずせない定番スポットが幣舞橋。

釧路市の繁華街に近いため簡単に訪れることができます。

夏は霧の発生が多く見えにくいですが、3月と9月がベストシーズン。

このシーズンは霧の発生も少なく、釧路川の真ん中に太陽が沈む光景が見られますよ。

久寿里橋（くすりばし）

幣舞橋と夕日を一緒に撮りたいという人はお隣の久寿里橋へ行ってみてはいかがでしょうか？

久寿里橋は、普通の生活道路なので橋自体にはあまり特徴がありません。

でも、久寿里橋では幣舞橋の全景とMOO_※を一緒に収めることができるビューポイント。
※釧路フィッシャーマンズワーフMOOについては次項で紹介してます

幣舞橋のブロンズ像の背後に落ちる夕日を捉えた画像は久寿里橋からが多いです。

夕日撮影をする観光客は、ほとんどの人が幣舞橋に集中するため久寿里橋は閑散としていて落ち着きますよ。

釧路フィッシャーマンズワーフMOO

釧路フィッシャーマンズワーフMOOは、幣舞橋の前にある釧路中心街を代表とする商業施設。

夏は岸壁で炉端焼きが食べられることで夜は観光客で賑わっています。

あまり知られていないですが釧路フィッシャーマンズワーフMOOには、夕日が見られるテラスがあります。

テラスからは停泊している漁船や街灯が、夕日でシルエットのように見えてとても綺麗！

ちょっと古いので若い人はピンとこないかもしれないですが、金曜ロードショーのオープニングみたいな美しい光景が私は好きですね。

生涯学習センター「まなぼっと幣舞」展望台

まなぼっと幣舞は、幣舞橋を渡った先にある高台にある施設。

釧路市内では珍しい10階建ての比較的高い建築物で、高台にあるため十字街付近のホテルよりも高さはありますよ。

まなぼっと幣舞の最上階展望台からは360度の景色を楽しむことができます。

開館時間が長いため夕日だけでなく夜景も楽しめるスポットとして釧路市民に人気のビュースポット。

米町公園

米町公園は、釧路市発祥の地とされている高台の公園。

釧路駅からのバスも本数があるため車がなくても行きやすいところ。

米町公園の展望台からは釧路港を見下ろすことができます。

釧路港を含んだ広大なアングルとなるため幣舞橋周辺とは一味違った夕日を楽しむことができますよ。

釧路市郊外の夕日スポット

今までは中心街でしたが、ここからは郊外の釧路の夕日スポットを紹介します。

三津浦海岸（めがね岩）

三津浦海岸にあるめがね岩からの夕日。

路線バスもありますが本数が少ないため車で行くことをお勧めします。

見られるのは12月下旬から1月中旬の期間限定！

めがね岩のちょうど岩との隙間に夕日が落ちるとても幻想的な隠れた名所です。

冬の釧路は晴れの日も多いため比較的見られるチャンスがありますよ。

釧路は道東の太平洋側の地域のため、雪が少ないので比較的運転がしやすいです。

細岡展望台

細丘展望台は、釧路湿原を代表する展望スポットで夕日の名所でもあります。

夕日が見られる時間帯にJRが走っていないため、夕日を見る場合は車で行く必要があります。

車の場合、狭い道を走らないといけないので運転には十分注意しましょう。

広大な釧路湿原に蛇行する釧路川をバックに沈む夕日は息をのむ美しさですよ。

夏の釧路市街地は霧の発生が多いため夕日は見えにくいですが、細岡展望台は市街地から離れた高台にあります。

そのため運が良ければ雲海のようになった幻想的な夕日も楽しめますよ。

釧路市以外のおすすめ夕日スポット

釧路市は太平洋側ですが、北海道内の夕日は日本海側が綺麗です。

特に留萌市から稚内市にかけてのオロロンライン沿岸は夕日の宝庫。

ここではオロロンラインの絶景夕日スポットを紹介します。

【稚内市】「ノシャップ岬」日本最北の夕日スポット

日本最北稚内市の夕日スポット。

稚内というと宗谷岬が有名ですが、夕日を見るには市街地にあるノシャップ岬がオススメです。

水平線の向こう側に沈んでいく夕日がとても美しい！

夕暮れどきには観光客以外にも地元民も集まってくるので賑わいます。

イルカのモニュメントや集まった人々を影絵のように撮るのもオススメです。

ノシャップ岬からは利尻富士が一望でき、夕日が終わった後は赤く染まった赤利尻富士が楽しめますよ。

【初山別村】「みさき台公園」海に浮かぶ金比羅神社の鳥居越しの夕日

留萌市と稚内市の中間あたりにある初山別村。

国道232号線を北上する人は多いですが、初山別村へ立ち寄る人は少ないです。

ですが、通過されてしまいがちな初山別村はフォトジェニックなスポットがある隠れた穴場！

それは、みさき台公園の崖下にある金比羅神社。

広島県の厳島神社のような海に浮かぶ鳥居がじわじわと話題になっています。

9月には鳥居の真ん中に夕日が沈む絶景が拝められますよ。

みさき台公園には無料のキャンプ場もあり、近くには温泉施設もあるので是非キャンプをして夕日を楽しみたいところです。

【留萌市】「黄金岬」ニシン郡来で黄金に輝いた岬

留萌市のカントリーサインにも描かれている夕日。

留萌市の黄金岬は日本の夕日100選に選ばれている絶景の地です。

ニシン漁が盛んだった頃は、ニシンの郡来がキラキラと輝き黄金色に見えたようですよ。

ニシンは減ってしまいましたが、今も地平線の彼方に沈む夕日と奇岩と波しぶきが織り成す光景は見事！

少し離れていますが、同じ留萌市内にある千望台も一緒に訪れたいところです。

終わりに

世界三大夕日の一つ数えられている釧路の夕日はどこから見ても綺麗なのでオススメ。

一部交通アクセスが悪い箇所もありますが、市街地から見られるスポットが多いので車がなくても気軽に見に行くことができるのもいいですね。

夏場は霧の発生が多いため見えにくいですが、秋や冬は晴れて空気が澄んでいる日が多いため綺麗に見ることができますよ。

これからの季節が特に美しい釧路の夕日を見に出かけてみませんか？