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スポンサードリンク北海道の紅葉は9月中旬に大雪山から始まり11月初旬の函館までの長い期間楽しめます。
道内各地で紅葉まつりが開催され多くの人で賑わう秋の北海道!
函館に毎年5回以上訪れる私が特に感動した紅葉スポットを、函館市内と函館近郊から5件ずつ
計10件!詳細解説します!
マイナースポットもあるので見に行けば自慢できますよ♪
[toc]函館の紅葉の見頃時期
函館は北海道最南端のため紅葉は北海道で一番最後に見頃が来ます。
各スポットの見頃は以下の通りです。
- 10月中旬~下旬:函館近郊スポット(大沼公園、鳥崎渓谷、土橋)
- 10月下旬:山の方にある函館市内スポット(笹流ダム、中野ダム)
- 11月上旬:路面電車で行ける函館市街地スポット(函館公園、見晴公園、大三坂)
10月下旬に行くと色々な紅葉を見ることができますよ。
「函館市内」のお勧め紅葉スポット5選
函館市は北海道の南の方にあるため紅葉は遅く10月下旬から11月上旬に見ごろを迎えます。
(近年は温暖化のため、少しだけ時期が遅くなる傾向があります)
車で行けますが、せっかく函館へ来たのなら路面電車に乗りながらのんびり散策をすることをお勧めします。
①紅葉のライトアップを楽しむ「香雪園(見晴公園)」
香雪園は呉服商の岩船氏が作った庭園で、紅葉時期はモミジが赤く染まり絶景!
北海道各地に紅葉スポットはありますが、ライトアップするところは非常に少ないです。
ここ香雪園は数少ないライトアップスポットで幻想的な夜の紅葉が楽しめたくさんの人で賑わっていますよ。
- アクセス:函館バス「香雪園前」停留所から下車徒歩1分
- 入場料:無料
- 駐車場:無料(155台)
- ライトアップ期間:10月19日から11月10日
- ライトアップ時間:16:00~21:00
- HP:香雪園(函館市公式観光情報はこぶら)
- 住所:北海道函館市見晴町56 GoogleMAP
- 地図:
②日本最古の観覧車と紅葉を楽しむ「函館公園」
桜のスポットとして人気の函館公園は紅葉も楽しめます。
公園内にはミニ遊園地もあり、日本最古の観覧車が現役で動いています。
とても珍しい観覧車に乗って上から函館公園の紅葉を楽しんでみませんか?
- アクセス:函館市電「青柳町」電停から徒歩3分
- 入場料:無料
- 駐車場:なし
- HP:函館公園(函館市公式観光情報はこぶら)
住所:北海道函館市青柳町17-3 GoogleMAP
地図:
③函館らしい坂と紅葉を楽しむ「大三坂(だいさんざか)」
函館といえば坂の町。
西部地区にはたくさんの坂がありますが、坂と一緒に紅葉が見られるお勧めスポットが大三坂です。
和洋折衷の建物に石畳と赤い紅葉とっても絵になる美しいスポットですよ。
- アクセス:函館市電「十字街」電停から徒歩5分
- 入場料:無料
- 駐車場:なし
- HP:大三坂(函館市公式観光情報はこぶら)
- 住所:北海道函館市末広町 GoogleMAP
- 地図:
④要塞と紅葉を楽しむ「笹流ダム(ささながれだむ)」
近年、そのビジュアルからじわじわと人気が出てきている函館の注目スポット!
バッドレスダムという日本で6基しかない非常に珍しいダム、要塞のような風貌がインスタ映えします。
ダム広場にはモミジの木がたくさんあり要塞の前で赤い紅葉が楽しめますよ。
- アクセス:函館バス「赤川小学校」停留所から徒歩10分
- 入場料:無料
- 駐車場:無料(150台)
- HP:笹流ダム(函館市公式観光情報はこぶら)
- 住所:北海道函館市赤川町313 GoogleMAP
- 地図:
⑤ミニチュアダムと紅葉を楽しむ「中野ダム公園」
中野ダム公園は道内を代表するミニチュアダムがあるダムマニアにはたまらない公園。
ミニチュアダムの周りにモミジが植えてあり紅葉が綺麗に見えます。
観光ガイドには載っていないので観光客は来ないですが、函館市民には有名なので賑わっていますよ。
- アクセス:函館バス「赤川」停留所から徒歩30分
- 入場料:無料
- 駐車場:無料(90台)
- HP:中野ダム公園(函館市公式観光情報はこぶら)
- 住所:北海道函館市中野町363 GoogleMAP
- 地図:
ちょっと足を延ばして… 函館近郊の紅葉スポット5選
函館近郊には新日本三景に選ばれた大沼公園など紅葉スポットが多数点在!
どこも素晴らしかったですが、特に感動した紅葉スポット5か所を紹介します。
鳥崎八景と日暮山以外は公共交通機関のアクセスもよいため車がなくても行けます。
ちょっと足を延ばして函館近郊の紅葉も見に行ってみませんか?
①大沼公園(七飯町)
新日本三景にも選ばれている道南有数の観光地。
公園の手前だけで帰ってしまう人が多く、散策路を奥まで歩く人は少なめです。
紅葉は橋を渡った先にある小島の方が綺麗なので頑張って歩きましょう。
島巡りの散策路は1周1時間ほどの道のりです。
- アクセス:JR函館本線「大沼公園」駅から徒歩5分
- 入場料:無料
- 駐車場:有料(160台)
- HP:大沼公園(大沼ップ)
- 住所:北海道亀田郡七飯町字大沼町 GoogleMAP
- 地図:
②日暮山展望台(七飯町)
小沼と蓴菜沼(じゅんさいぬま)の間にある日暮山は大沼公園の全景が楽しめるスポット!
標高300mほどで山頂まで車で行けますが歩いても30分ほどの軽登山です。
「その美しい光景から気が付いたら日が暮れていた」ということが由来ですが、その名前通り美しい景観が楽しめますよ。
- アクセス:JR函館本線「大沼公園」駅から徒歩50分
- 入場料:無料
- 駐車場:無料(30台)
- HP:日暮山展望台(まるごと大沼ナビ)
- 住所:北海道亀田郡七飯町字西大沼 GoogleMAP
- 地図:
③トラピスト修道院(北斗市)
函館市にあるトラピスチヌ修道院と異なりトラピスト修道院は予約しないと中へは入れません(公開は火曜日のみで女性は不可)。
紅葉スポットは修道院ではなくその奥にあるルルドですが、山道を少し歩くので運動靴で行きましょう。
蔦に覆われた聖母マリア像は紅葉時期には赤く染まり美しいですよ。
- アクセス:道南いさりび鉄道「渡島当別」駅から徒歩20分
- 入場料:無料
- 駐車場:無料(30台)
- HP:トラピスト修道院(北斗市)
- 住所:北海道北斗市三ツ石392 GoogleMAP
- 地図:
④鳥崎八景(森町)
いかめしで有名な森町の紅葉スポット。
鳥地獄、屏風崖、二見ヶ滝、獅子狭間、虹懸巌(にじかけいわ)、駒ヶ岳ダム、新鳥崎大橋、上大滝の8つの景観が楽しめます。
市街地から離れた渓谷なので車がないといけませんが、渓谷沿いに色づく木々が美しいところですよ。
⑤土橋レクの森(厚沢部町)
厚沢部町はあまり聞きなじみのない地名と思いますが函館から江差へ行く途中にあります。
実は函館近郊で私が一番お勧めしたいのがここ土橋レクの森!
市街地にありますが、手つかずの自然と巨木がたくさんありまるで白神山地へ行ったような感覚になります。
土橋レクの森ではブナの黄色とヤマモミジなどの赤が楽しめ、黄色と赤が織り交ざった紅葉はとっても綺麗ですよ。
- アクセス:函館バス「レクの森」停留所から徒歩5分
- 入場料:無料
- 駐車場:無料(40台)
- HP:土橋レクの森(厚沢部町)
- 住所:北海道檜山郡厚沢部町緑町 GoogleMAP
- 地図:
函館へのアクセス方法など
アクセス方法
札幌市から函館市までのアクセス方法を紹介します。
◆車の場合
【高速道路利用】
- 所要時間:約4時間20分
- 高速料金:6,010円(ETC割:4,210円)[札幌南IC~大沼公園間IC]
- 注意点:大沼公園ICから七飯藤城ICの約12kmが未開通ため一般道走行となり渋滞もするので要注意です。
【一般道路利用】
- 所要時間:約5時間10分
- 通行区間:国道238号線と国道5号線
- 注意点:中山峠と静狩峠2つの峠を越えます。
- ワンポイント:道中に道の駅が6箇所あるので適宜休憩しながら行きましょう。
◆公共交通機関利用の場合
【JR利用の場合】
- 所要時間:約3時間50分
- 利用列車:スーパー北斗(1日13本)
- 料金:8,310円
- 割引料金:トクだ値30(片道6,590円)
- 注意点:トクだ値30は設定席数が少ないため早めの予約する必要があります
- HP:えきねっと
【高速バス利用の場合】
- 所要時間:約5時間30分
- 利用路線:高速はこだて号(1日8本)
- 料金:4,810円
- 割引料金:4枚つづり回数券利用で1回あたり3,972円(期限なし)
- ワンポイント:回数券は金券ショップでばら売りもしています
- HP:北海道中央バス(高速はこだて号)
函館観光に便利!3つのお得な乗車券
函館は北海道で数少ない車無しで巡れるスポット!
近年は乗車券の種類も増え郊外へも公共交通機関で訪れやすくなりました。
函館を巡るのに便利な3つのお得な乗車券を紹介します。
◆市電一日乗車券(600円)
函館市電専用の乗車券です。
運転手さんから購入できますが、函館駅の観光案内所や市内ホテルでも購入できます。
西部地区、函館公園、五稜郭公園など函館市街地の定番スポットのみを巡るのにお勧め!
香雪園は湯の川電停から2kmくらいなので歩けない距離ではないですよ。
◆市電・函館バス共通一日乗車券(1日用:1,000円、2日用:1,700円)
市電全線と指定区間の函館バスが乗車できる乗車券で二日用もあります。
路線バスおよび路面電車の運転手さんから購入できます。
函館山、トラピスト修道院、あいす118など路面電車では行けないスポットを巡るのにお勧め!
バスの範囲と路線が少しわかりにくいですが、行ける範囲がさらに広がります(香雪園と笹流ダムが行けます)。
◆はこだて旅するパスポート(1日用:2,500円、2日用:3,380円)
市電全線と道南いさりび鉄道全線と指定区間のJRと函館バスに乗車できます。
函館近郊のJR北海道みどりの窓口で購入できます。(函館・五稜郭・新函館北斗・木古内・大沼公園・森・八雲・長万部)
新千歳空港駅や札幌駅では購入できませんのでご注意ください
今回紹介する中では土橋レクの森以外はすべてこの乗車券の範囲内なので函館近郊を満喫したい人にお勧め!
観光施設の割引などもついているのでとってもお得です。
おわりに
桜の時期は非常に混み合いますが、紅葉シーズンは観光客も多くなくホテルも高騰せず落ち着いていますよ。
函館の紅葉は、北海道では珍しくモミジが多いため綺麗な赤の紅葉が楽しめるところが多くて私は大好きです。
雪で外に出るのが億劫になる前に真っ赤で綺麗な紅葉を楽しみましょう。