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スポンサードリンク札幌市のオータムフェストと同時期に行われる旭川市の北の恵み食べマルシェ。
どさんこワイドなどの道内ローカル番組ではこぞってオータムフェストばかりを特集します。
そのため食べマルシェはやや影が薄いですが、規模はオータムフェストよりも大きく価格も安く設定されています。(同じ出店なのにオータムフェストの方が高いです)
今回は北海道最大級のフードフェス北の恵み食べマルシェを紹介します。
北の恵み食べマルシェ
日程や時間など基本情報
- 日程:9月中旬の三連休
2019年は9月14日、9月15日、9月16日 - 時間:10:00~18:00(9月16日は17時まで)
- 会場:JR旭川駅から常盤公園まで
- 料金:入場無料
- 問合せ:北の恵み食べマルシェ実行委員会(0166-73-9840)
- 駐車場:約500台(大雪アリーナ裏に臨時駐車場を開設)
- 公式HP: 旭川市・北の恵み食べマルシェ
- 住所:北海道旭川市宮下通8丁目 GoogleMAP
- 地図:
会場マップ
出典: 旭川市
アクセス情報
札幌市内から旭川市までのアクセス方法です。
◆車の場合
【高速道路利用】
- 所要時間:約2時間
- 高速料金:3,320円(ETC割:2,320円)[札幌IC~旭川鷹栖IC間]
- 旭川鷹栖インターから大雪アリーナ駐車場まで約20分
【一般道利用】
- 所要時間:約2時間40分
- 通行区間:国道275号と国道12号線を利用
※国道12号線の深川市を過ぎた先の神居古潭から旭川市台場にかけては警察の取締をよくしているので運転には注意しましょう
◆公共交通機関の場合
【JR利用の場合】
- 所要時間:1時間20分
- 利用列車:カムイ・ライラック・宗谷・オホーツク(1時間1~2本程度)
- 料金:片道4,290円
- 割引料金①:自由席往復割引きっぷ(5,080円)
- 割引料金②:えきねっとトクだ値45(片道2,630円)
- HP:えきねっと
※列車指定のため該当列車に乗れないと無効になるのでご注意ください
【高速バス利用の場合】
- 所要時間:2時間20分
- 利用路線:高速あさひかわ号(1時間に2~3本)
- 料金:片道2,060円
- 割引料金①:往復割引(3,860円)
※大人2人で往復するときは4枚綴り回数券(7,210円)がさらにお得です
- 割引料金②:金券ショップで回数券バラ売りが1750円~1800円で発売しています
- HP(運行会社):北海道中央バス(高速あさひかわ号)
- HP(金券ショップ):チケットスーパー
※札幌駅周辺で一番安い金券ショップはチケットスーパーですが日曜祝日は休みなのでご注意ください。
2か所の臨時駐車場情報(約500台)とシャトルバス
- 旭橋下リベライン旭川臨時駐車場
Unnamed Road, 常磐公園 旭川市 北海道 070-0044 GoogleMAP
- 大雪アリーナ裏臨時駐車場
〒070-8004 北海道旭川市神楽4条7丁目1 GoogleMAP
大雪アリーナから旭川駅までは約1.3kmあるので、臨時駐車場から旭川駅前と常盤公園までを結ぶ無料シャトルバスも運行します。
ただし駐車台数が約500台とあまり多くないので公共交通機関で行った方がよいでしょう。
会場でお酒も飲めますしね。
チケットについて解説
食べマルシェでは会場で使用できるお楽しみチケットを発売しています。
2000円で100円のプレミアムが付くのでお買い得ですよ。
販売箇所は旭川駅にある観光案内所、道の駅、動物園など観光で訪れやすいところにあります。
市外の人はセブンイレブンやローソンの端末でも購入できるのでお得なチケットをゲットしよう!
北の恵み食べマルシェの見どころ
北の恵み食べマルシェはJR旭川駅から買物公園、7条緑道を経て常盤公園までの約2km続く巨大マルシェ。
各エリアでテーマが決まっており楽しみながら常盤公園まで行くことができますよ。
どのブースも魅力がありすぎて常盤公園につくまでに毎回お腹がいっぱいになってしまってしまいます…
名前や場所は若干年によって変わりますが基本的に大きくズレませんので昨年(2018年度)の名称と場所で紹介します。
【駅マルシェ(駅構内会場)】売り切れ必至「東川町の玄米おむすび!」
列車を降りてすぐの旭川駅構内で開催。
ここではお土産に最適なお弁当、ご当地スイーツ、海産加工品などが発売しています。
中でも私のおすすめは東川町の玄米おむすび!
お米の町東川のおいしいおむすびで午前中に売り切れてしまう人気です。
色々な具材が楽しめとても美味しいので見つけたら即買いですね。
【駅マルシェ(駅構外会場)】北見のグルメ「北見玉ねぎカレー」
旭川駅の駅舎を出てすぐのところで開催。
主にご飯ものが多いエリアで、北見市からの出店ブースが多いところです。
ここでのお勧めは北見市のカレーのちからの北見玉ねぎカレー!
北見市街地は意外と侮れないグルメ王国なんですが、ルート上観光として行く機会が少ない所なのでこのチャンスに食べてみよう
たっぷり玉ねぎで濃厚なルーカレーは病みつき間違いなしですよ。
【南さつま&名古屋ゾーン】鹿児島産黒豚のジューシー焼き豚が旨い!
イオンモール旭川駅前横で開催。
旭川市の姉妹都市である南さつま市と北名古屋市のブースがあります。
どちらも平成の大合併でできた地名なのでピンと来ませんが鹿児島と名古屋のグルメが食べられますよ。
南さつまのエリアでは、鹿児島県産の黒豚を使ったジューシーな焼き豚は会場で焼き上げているので匂いがそそられます。
北名古屋のエリアでは、えびふりゃ~、味噌おでん、手羽先、台湾ラーメンといった名古屋飯が登場!
どちらも北海道では珍しいグルメなのでこの機会に味わってみよう。
【ラーメンゾーン】一押しは大吉ラーメン!
旭川は札幌、函館に次ぐラーメンの町。
ラーメンエリアでは旭川市以外の道北エリアのラーメンも食べられます。
色々あって迷いますが食べマルシェに来たら味わってもらいたいのが大吉ラーメン!
ヨーグルトラーメンやレモンラーメンといった一風変わったラーメンがあります。
ゲテモノ扱いされそうですが、ちゃんとラーメンスープに合うように作られているので食べたらその美味しさにびっくり!
暑い日はレモンラーメンはかなりさっぱりしているのでお勧めですよ。
【マルシェゾーン】上川、留萌、宗谷地方のグルメが終結!
駅前広場を抜けて横断歩道を渡ると買物公園。
実はここから先が食べマルシェのメインなんですが、たいてい駅前だけで1日目は満腹になってしまいます。
上川地方、留萌地方、宗谷地方のグルメが登場!
沢山あるので各地方のおすすめを紹介します。
◆旭川市内 食べマルシェ限定「米粉スイーツ」
旭川市のイベントなので旭川のお店がメインです。
ザンギやホルモンから本格的なイタリアンまでいろいろ取り揃えていますよ。
そんなか私がお勧めしたいのはひろた屋の米粉を使ったまきまきロール。
普段はウエスタン川端店にあるお店ですが米粉を使った商品は食べマルシェ限定なんです。
持っちりした生地にたっぷり入ったクリームが大人気!
◆上川地方 「激うま煮込みジンギスカン」
旭川を中心とする地方で南は占冠村(しむかっぷむら)から北は中川町と非常に広大です。
ここで食べてもらいたいのは名寄市の煮込みジンギスカン!
ジンギスカンといえば普通は焼きますが名寄市では煮込みが主流です。
すき焼きのように甘く煮込まれたジンギスカンはご飯が進む味!
特に煮込まれてたれが染み込んだうどんや油揚げが最高ですよ。
名寄市で食べてから病みつきになり最近自宅でジンギスカンをするときは大抵煮込みにしています。
◆留萌地方 「ホタテの稚貝50個入った海鮮汁」
増毛町から天塩町までの日本海側の町。
夏に稚内へ行く際に通過するだけのエリアかもしれませんがここがなかなか侮れない海鮮エリアなんですよ。
ここで食べたいのは苫前町の溢れんばかりにホタテの稚貝が入っている汁物と初山別村のふぐ。
1杯の椀にホタテの稚貝が50個以上入っている驚きのメニューがありインスタ映え間違いなしです。(私が食べたものは数えたら74個も入ってました)
ここだけ2か所になってしまいましたが、初山別村は北海道ではかなり珍しいふぐが水揚げされる港でご当地メニューがフグ料理。
ふぐ出汁うどんやふぐのから揚げなどを堪能しましょう。
◆宗谷地方 「宗谷岬牧場の黒牛ハンバーグ」
日本最北の町稚内市がある地方で、利尻島や礼文島もここです。
ほたてやうになど海産物をメインとしたお店が多いですが、お勧めは宗谷黒牛のハンバーグ。
稚内市内のレストランでも食べらえるのですが、なぜか現地よりも食べマルシェの方が安いのでお買い得なんですよ。
ブース前で焼いているので目の前を通ると肉の焼けるいい匂いがするので思わず立ち止まってしまいます。
【学生ゾーン】学生主体の面白エリア(安め)
旭川周辺ににある農業高校、専門学校など主に学生が主体となって行っているエリア。
学生が作っているということもあり他のゾーンより安い価格なのが特徴です。
いつもは旭川農業高校のアイスクリームがお勧めなんですが、2019年は何と幌加内高校が登場!
毎年そば祭りで大人気な幌加内高校の手打ちそばが食べマルシェで味わうことができます。
これは要チェックですね。
【そばの里】1番人気は黒いそば「音威子府そば」
旭川市の秘境江丹別地区はそばの産地なので蕎麦屋さんも多いです。
そばの里では旭川以外にも、夕張、幌加内、音威子府(おといねっぷ)と北海道を代表するご当地そばが登場!
月並みですがここで味わいたいのはやっぱり音威子府の黒いそばですね。
そば殻ごと挽くためイカ墨のような真黒なそばが特徴的なんです。
そばの香りも高く美味しいので是非味わって頂きたい。
【スイーツストリート】食べマルシェ限定!士別市もり屋のワッフル
買物公園を7条まで来ると左折して7条緑道へと入っていきます。
このエリアは道北地区のスイーツを集めたゾーンとなりそろそろ甘いものがほしいかもと思った時に最適!
お勧めは士別市のもり屋のワッフル。
たっぷり果物が入りぺろりと食べられてしまいます。
士別市を通った時に購入しようとしたら食べマルシェの時にしか作らない限定メニューなんですよ。
食べマルシェの時にしか食べられないもり屋のワッフルはおすすめ!
【常盤公園】毎年変わるワクワクゾーン
7条緑道を過ぎると常盤公園で食べマルシェの終点です。
ここの催しは毎年変わるため今年は何が登場するか現時点では不明ですが、昨年は全国の道の駅交流ゾーンで道外のメニューがたくさん堪能できる予定でした。
でも昨年は地震の影響でほとんどのブースが自粛してしまいちょっと寂しいことに…
今年は昨年の挽回をすると思うので常盤公園エリアは大々的になると期待しています。
食べマルシェのステージイベントは主に常盤公園で開催されます。
美味しい食べ物を食べながらステージイベントも堪能しましょう。
他にもある!旭川のマルシェイベント
食べマルシェ以外にも旭川市では食イベントが何度か行われています。
さんろく祭りや冬まつりもたくさんの屋台が出店しますが、今回はそれ以外の比較的規模が大きめな2つのイベントを紹介します。
日程の都合が悪く食べマルシェに行けなかった人はこちらもチェックしてみてくださいね。
【銀座食べマルシェ】1月下旬の土曜日
旭川市街地の飲食店が食材の仕入れに足を運んでいる銀座商店街で行われるマルシェ。
市場で扱っている食材を使い多くの飲食店が登場します。
本マグロをたっぷりと使った豪快のっけ丼が大好評で毎年長蛇の列ができ私も楽しみにしてます。
- 開催期間:1月下旬の土曜日
- 開催時間:10:00~15:00
- 開催場所:銀座仲見世通り
- 問い合わせ先:旭川銀座商店街振興組合(TRL:0166-23-1210)
- 料金:入場無料
- 住所:北海道旭川市3条14丁目付近 GoogleMAP
- 地図:
【春の地場産フェア】6月上旬の土日、 8月下旬の土日
道の駅あさひかわにある道北地域旭川地場産業振興センターにて開催。
市内や道北の企業が出店し、食べマルシェのような賑わいがあるイベントです。
先程紹介した大吉ラーメンはこのイベントでも出店していますので見かけたら食べてみてはいかがでしょうか。
- 開催期間:6月上旬の土日と8月下旬の土日
- 開催場所:道北地域旭川地場産業振興センター(道の駅あさひかわ)
- 問い合わせ先:旭川地場産業振興センター(TEL:0166-61-2283)
- 料金:入場無料
- 住所:北海道旭川市神楽4条6丁目1−12 GoogleMAP
- 地図:
おわりに
美瑛・富良野・大雪山以外はあまり観光地としてもメジャーではない道北エリアですが、知られざるご当地グルメがたくさんあります。
食べマルシェでは普段なかなか見かけない道北グルメが大集合!
今回おすすめしたお店以外も美味しいので3日間胃袋の限界まで挑戦してみて下さいね。