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なつぞらのロケ地

NHK連続テレビ小説「なつぞら」は記念すべき100作目。

舞台は北海道の十勝となりましたがご覧になりましたか?

豪華俳優陣と北海道の開拓時代を背景にしたドラマで、楽しみに見ていた人も多いのではないでしょうか。

撮影が行われた場所は十勝管内の7つの街(帯広市・新得町・陸別町・清水町・池田町・中札内)と広範囲。

2019年10月の時点でロケセットが3つの街(帯広市・新得町・陸別町)で公開されています。

イチなつぞらファンとしてロケセットを巡ってきたので、近くのオススメスポットとあわせて紹介しますね。

 

ロケ地によって公開期間が異なります、9月末、10月末、11月末などなど。

真鍋公園はなつぞら効果で入園者が増えていて、「冬も公開しようかな?」と検討中みたいですよ。

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なつぞらロケ地 相関図

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今回は4つの町のロケ地を巡ってきました。

新得町、鹿追町、帯広くらいなら近いので何とかなりますが、さすがに陸別町は遠いので1日では回れませんね笑

それでも1時間半で行ける程度だと北海道民にはそれほど遠く感じない距離だったりします。

なつぞらロケ地 相関図

新得町(しんとくちょう)にはドラマのまま保存された唯一のロケセットが!

新得町

新得町は十勝管内と南富良野を結ぶ狩勝峠に隣接する町。

「そば」が特産物として有名です。

雄大な自然を活かしたラフティングや登山などのアクティビティの愛好家にも人気の場所。

JRの特急が止まり、観光地として便利な場所ですよ!

「なつぞら」メイン舞台として新得町で撮影が行われた事もあり、2つの会場でロケセットが公開されています。

しばた牧場への道~入口看板・木柵・林

柴田牧場

牧草地に囲まれた道を歩くと「しばた牧場」という看板があり、北海道らしい牧場の看板の前に立つとドラマのワンシーンのよう。

中心にある橋と、なつが実際に座った丸太や周囲の木柵を見られますよ。

私が訪問した日は雲っていましたが、晴れていたら「オダッシュ山」が見られます。

「しばた牧場」は新得町の奥の方にありますので事前に場所を確認することをオススメします。
※下のGoogleMAPボタンで場所を確認しましょう

しばた牧場への道
  • 公開期間:2019年11月30日までを予定
  • 電話新得町役場産業課内 0156-64-0522
  • 駐車場:臨時駐車場有(無料)
    牧草地には入ることができませんのでお気を付けください。
  • 住所:新得町新得西4線  GoogleMAP 【北緯43.078/東経142.805(駐車場付近)】
  • 地図しばた牧場への道

しばた牧場の玄関・新牛舎

柴田牧場の玄関

「なつぞら」の昭和30年代の牧場内部のシーンで新牛舎として撮影された牛舎が展示されています。

実在する牛舎などの飾りを変えて当時の牛舎を忠実に再現したものだそうです。

また、撮影で使われた柴田家の玄関部分を牛舎の隣に移設して公開されていますよ!

10月上旬に訪問した時は牛舎内にも入ることができましたよ。

ロケ時の写真やサインも飾られていたのでファンには見逃せないでしょう。

柴田牧場の牛舎

国道30号沿いに案内看板があるので見つけやすいです。

尚、公開されているロケセット以外は立ち入らないようにお気を付け下さいね。

しばた牧場の玄関・新牛舎
  • 公開時間:10:00~16:00
  • 公開期間:10月31日までを予定
  • 電話新得町役場産業課内 0156-64-0522
  • 駐車場:専用駐車場有(無料) 
  • 住所:新得町字新得基線85-13(北広牧場内)  GoogleMAP
  • 地図柴田牧場 玄関
  • アクセス:新得町へ
    ・帯広より車で約50分
    ・札幌より車で約2時間(高速道路利用)
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帯広市「真鍋庭園」にて山田天陽の2つのロケセットを公開!

真鍋庭園

帯広市にある「真鍋庭園」は敷地が25,000坪もあり、十勝のガーデン巡りとして人気の庭園です。

真鍋庭園の管理する畑でロケが撮影されたことから2つのロケセットが移設され公開となりました。

2つとも庭園内の無料エリアで公開されていますよ。

隣接する売店でも、なつぞらグッツや「神田日勝」の本の販売、展示が行われています。

真鍋庭園 コラージュ

「天陽の家」ロケセット

天陽の家

ドラマの中で天陽の家は昭和20年代と30年代とでは違った造りになっているそうです。

ここでは30年代をイメージした木造の家を展示しています。

壁は木を張って作られて、ドラマの世界観と同時に昭和にタイムスリップした感覚が感じられますね。

使いこんだ斧や一輪車も置いてあり、ファンには見逃せない演出です。

庭園とマッチしているのでドラマを見ていない人も楽しめるでしょう。

「天陽の馬小屋~アトリエ~」を公開

天陽の馬小屋~アトリエ~

庭園の入口近くで公開されている、天陽がアトリエとして使っていた馬小屋

私は7月末にも訪れていますが、その時と馬小屋の中に飾ってある絵が違うのです!

山田天陽のモデルは画家の故「神田日勝」氏、と言われています。

7月に訪れた時はまだドラマが放映中でした。

中に飾られていた絵は神田日勝氏の絶筆の馬の絵のレプリカなどだったのです。

ところが、放送が終了した10月上旬に訪れた時は、ドラマの中で山田天陽が亡くなる前に書き上げた本物の馬の絵が!

そしてドラマのアトリエに飾られていた大きな絵も一緒に飾られていたのです!

思わず「絵が変わっている!」と言ってしまいました。

同時にドラマのシーンにタイムスリップ!して感動!!

天陽のアトリエ コラージュ

こちらのアトリエは玄関や窓から中の様子を見ることができます。

「なつぞら」の放送中に、天陽君が亡くなりましたが、その後「天陽ロス」でファンが真鍋庭園に殺到したので、庭園が献花台を設置というエピソードもあったみたい。

山田天陽のモデルになった神田日勝の美術館が十勝にありますのでそちらの情報も記事の下部に載せますのでご覧くださいね。

真鍋庭園
  • 開園時間:8:30~17:30(入園締切17:00)※10月・11月は時短あり
  • 休園期間:12月~4月下旬
  • 料金:大人1,000円、子供200円
       年間パスポート 大人2,200円 子供500円
  • HP真鍋庭園HP
  • 電話:0155-48-2120
  • 住所:帯広市稲田東2線6号  GoogleMAP
  • 地図真鍋庭園
  • アクセス:JR帯広駅から車で約15分
    とかち帯広空港から車で約20分 
ミニ情報

ロケセットがある真鍋庭園内にカフェがありますよ!
テラス席もあり、そこから天陽の家も見えます。
野鳥やエゾリスが時々姿をみせるので、コーヒーを飲みながらのんびり過ごすことができるスポットです。

赤い屋根のサイロが公開!陸別町にて

陸別町と言えば「日本一寒い町」として知られていますよね。

「道の駅オーロラタウン93りくべつ」の多目的広場にて柴田牧場のサイロが移設、公開されています。
撮影スポットもありますよ。

サイロは町内の酪農家の建物でしたが、2019年7月上旬にロケが終了した後にNHKから無償譲渡を受けた町観光協会が移築しました。

木造の赤い屋根のサイロの高さは約8メートル、直径3.6メートル

冬の寒い陸別町でサイロがどのようになっているか気になりますね。

陸別町の「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」では、なつぞらラッピング列車が運行されていました(2019年9月末終了)。

「なつぞら」効果で熱い夏の陸別町だったようです。

赤い屋根のサイロ

「なつぞら」巡りにプラス、オススメ情報!

ヒロインもお気に入りのカフェ!「ミンタル」

柴田牧場への道

新得町で公開さている「柴田牧場への道」

この近くにある『共働学舎新得農場』のカフェ「ミンタル」は出演者も撮影の合間に訪れたそうです。

ここでは土づくりから手掛けるチーズ、平飼いのニワトリが生む有精卵、無農薬で育てる野菜など、こだわりの農作物の恵みを楽しめるところです。

中でもチーズの美味しさには定評があり、人気のカフェなのです。

ミンタルフード
私たちはここでピザとジャガイモのラクレットを頂きました!

季節の野菜ピザはチーズはもちろん野菜の旨味もしっかり伝わり、美味しかったですよ。

そしてカウンターに専用ヒーターが置かれ、ラクレットがとろける瞬間を見ることができました!

濃厚なチーズの味が口の中に広がりとっても美味しかったです。

素敵なテラス席もあり、十勝の自然を楽しみながら食事やティ―タイムを楽しめるオススメのカフェです!

売店も併設されていて、乳製品や野菜・パン・焼き菓子手作り工芸品などが販売されていますよ。

手作り体験も行っていますので興味のある方はホームページをご覧ください。

ミンタル
ミンタル
  • 営業時間:夏期(4~11月)10:00~17:00(LO16:00)
     *ピザの注文は11~14時30分までとなっております。 
     冬期(12~3月)10:00~16:00 売店のみ営業
  • 定休日:(4~11月)カフェ火曜定休、売店無休
     (12~3月)日曜定休 
  • HP共働学舎 新得農場
  • 電話:0156-69-5600
  • 住所:新得町字新得9-1  GoogleMAP
  • 地図ミンタル
  • アクセス:
    ~帯広から
    JR帯広駅から車で約1時間
    JR帯広駅~新得駅 約30分(特急利用)
    帯広空港から車で約1時間15分(高速利用)
    ~札幌から
    札幌から車で約2時間30分(高速道路利用)
    JR札幌駅~新得駅 約2時間(特急利用)

神田日勝記念美術館

神田日勝記念美術館

十勝の鹿追町にある故神田日勝氏の美術館

神田日勝氏は山田天陽のモデルとなったと言われています。

農業と画家を両立して若くして亡くなり、ベニヤ板に描かれた「馬(絶筆・未完)」という作品が有名。

その絵を実際に近くで見ると、半身の馬は丁寧に描かれ筆の後も残っています。

とてもやさしい目をした馬が印象的でした。

館内にはデッサンやノートが展示され、デッサン画に農作物の名前と数値が書かれていたりします。

神田日勝にとって、絵を書くことと農業をすることが同じ日常であることが感じ取れました。

「農民である。画家である。」と語っていた神田日勝氏。

絵やデッサンを見て感じることがたくさんありましたよ!

神田日勝記念美術館
  • 開館時間:10:00~17:00
  • 定休日:月曜
  • 拝観料:一般530円
     高校生320円 小中学生210円 
  • HP神田日勝記念美術館HP
  • 電話:0156-66-1555
  • 住所:鹿追町東町3-2  GoogleMAP
  • 地図神田日勝記念美術館
  • アクセス:帯広駅から車で約40分(約32km)
     札幌から車で約3時間(高速道路利用)

まとめ

2019年は機会があり2回十勝へ行きました。

十勝ではどこに行っても「なつぞら」の旗やポスター、スピッツの「優しいあの子」の歌が迎えてくれましたよ。

今まで何度も十勝には出かけていますが、ロケセット巡りで新しい発見もできて楽しかったです。

美味しいものを食べ、ドラマの世界(昭和の世界とも言えますね)を身近に感じリフレッシュできましたよ。

ドラマは終わりましたが、ぜひ「なつぞら」を楽しんでください。

「なつぞら」ロスの人には特におススメです!

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