北海道のワカサギ釣り

冬だからこそ楽しめるアウトドアの遊びのひとつ、ワカサギ釣り

凍結した湖や川に穴を掘ってワカサギ釣りを楽しむ風景を、テレビ番組でご覧になった方も多いと思います。

ワカサギ釣りは初心者でも安心して遊べて、釣ったワカサギをその場で料理して味わえるお腹も大満足なレジャーですね。

北海道には、そんなワカサギ釣りを楽しめるスポットが沢山あります。

ワカサギ釣りの魅力と合わせて、北海道のおすすめワカサギ釣りスポットを紹介しましょう。

ワカサギ釣りの魅力

ワカサギとは

ワカサギ

ワカサギは、キュウリウオ科に属する硬骨魚で、昔から公儀御用魚(江戸時代、徳川11代将軍・家斉に常陸国・麻生藩がワカサギを年貢として納めたことに由来しています)です。

小さな目をしていて成魚でも15cmぐらいです。

太平洋側では、千葉から北海道までとかなり広い分布で生息しています。

ワカサギ釣りの楽しみ

ワカサギ釣りテント

ワカサギ釣りは船やボートに乗って釣る方法もありますが、代表的な釣り方は何と言っても氷上穴釣りでしょう。

ダイレクトに冬のレジャー感が満喫できますよね!

それに、子供から大人まで年齢を問わず楽しめるのも魅力です。

ワカサギ釣りはどうやるの?

ワカサギ釣りの穴

  1. 最初に氷上にドリルで穴を掘る
    お店によって初めから穴を掘っていてくれる場合もありますが、自分で穴を掘るのも楽しいものです。
  2. 釣り針に餌を点ける
    一般的にワカサギ釣りの餌は紅サシや赤虫と呼ばれる生きたエサを使います。
    動く虫ですから、最初は針にエサを付けるのに戸惑うかもしれませんがコツを掴めば楽に付けることができます。
  3. 穴から水中に釣り糸を落とす
    そして、ワカサギを誘うために、垂らした釣り糸を3~5秒おきぐらいの間隔でクイックイッと動かします。
    早く動かし過ぎるとワカサギが追い付けないので注意しましょう。
  4. ワカサギが餌に食いつかない時は?
    餌が美味しそうに見えるように大きく動かしたり、餌を交換してみましょう。
    ワカサギとの駆け引きがなんともワクワク感いっぱいで、釣りの楽しみを満喫できます。
  5. ワカサギが餌に食いついたと思ったら
    あせらず注意しながら糸を引きあげましょう。
    ピッチピチのワカサギが針にかかっていたら成功です!

ワカサギ釣りは、難しいテクニックが必要ないので子供だって簡単に遊ぶことができます。

ワカサギが釣れると笑顔いっぱいになりますよ。

釣り糸や餌はお店で用意してくれます。

でも、大自然の中で楽しむレジャーですから、防寒対策は万全を期す必要があります!

【札幌近郊】札幌駅から車で30分!送迎あり!

札幌近郊のワカサギ釣りランキング

車が無い、冬の運転が怖いという人におすすめの「札幌近郊でワカサギ釣りプラン」

札幌駅や近くのホテルから無料の送迎があるので楽ちんです!
さらに道具だけでなく、防寒具のレンタルが付いたプランもあるので手ぶらで行けちゃいますね。

札幌近郊の釣り場は主に茨戸川。

元々は石狩川の一部でしたが、治水(洪水等の水害防止の工事のこと)のために石狩川から分離し、茨戸川となりました。

道東の川のように曲がりくねっていて、流れが穏やかなので冬になると完全に凍結。

このため、札幌から近いことも相まって茨戸川はワカサギ釣りの人気スポットになっています。

札幌近郊なら半日のプランから用意されているので旅行のイベントや少し遊びたい時に非常に便利!

おすすめ店を比較したのでチェックしてみましょう!

【札幌から1時間】温泉もあって最後まで楽しめる!

  • 【桂沢湖】ホワイトコアラレンタルスキー富良野、ゆっくりずむ北海道

水道水の源泉になっているほどキレイな桂沢湖。

桂沢湖に生息するワカサギは小さいものの魚体がキレイで美味しいと評判です。

料理して口に入れると舌がとろけそう!

近くに日帰り温泉があるのもウレシイですね。

  • 【岩見沢市・北村中央公園】武申 北海道

ヘラブナの生息地としても知られている北村中央公園ふれあい広場。

冬は、北村中央公園の沼でワカサギ釣りが楽しめます。

防寒着などのレンタルもあるので手ぶらでもOK。

近くに源泉かけ流し温泉があるので、釣りを楽しんだ後はゆったりポカポカ体を温めちゃえます。

  • 【月形町】匠 TAKUMI工房

ワカサギ釣りに月形天然温泉が付いたプラン。

ストーブ完備の釣り小屋で楽しめるので寒さに弱い人でも大丈夫。

無料のそり貸し出しがあるので、子供たちが遊ぶのにももってこいです。

  • 【新篠津村】サイクリングフロンティア/フロンティアフィッシングツアー

海道で最も多くのお客をガイドしたワカサギ釣りガイドが居るお店!

貸切エリアで、経験豊富なガイドが同行してくれるからとっても安心です!

釣り場にはトイレも完備しています。

【富良野、トマム】山奥ならワカサギも入れ食い!

富良野と言えば、誰もが思い浮かべるのがラベンダー。北海道で最も古いラベンダー畑があるのがここです。

「北の国から」などドラマや映画のロケ地としても知られ、ロケ地がそのまま残されている場所もあります。

富良野・トマムでワカサギ釣りの人気スポットが、富良野から約40kmに位置する南富良野町の「かなやま湖」です。

ダムによって出来た湖ですが、周囲をエゾマツやトドマツなど原生林に覆われ天然の湖のような様相です。

冬は湖面が完全に氷結するので、氷上のワカサギ釣りが盛んに行われています。

かなやま湖は水がキレイなだけに、釣ったワカサギはクサミがなく甘みがあって美味しいと評判です。味わってみたいものですね。

大人ならずっとワカサギ釣りを楽しめますが、飽きっぽい子供が半日ジッとするのは難しいですよね。

そんな時はソリを無料レンタル出来たり、スノーモービルに試乗体験できるプラン(リバートップ)を選ぶのがおすすめ!
かなやま湖でワカサギ釣りができる期間は、12月下旬~3月中旬です。

 

【十勝エリア】ワカサギ以外にもニジマスやアメマスが?

空の透明度が高く、“十勝晴れ”と言われるほど晴天率の高いのが十勝・帯広エリア。

そして十勝エリアでワカサギ釣りを楽しめるのが、サホロ湖や北海道で2番目に大きな人造湖・糠平(ぬかひら)湖です。

両湖とも、近くにスキー場があるのが特徴。

サホロ湖に隣接しているサホロスキー場は、十勝平野が見渡せるゲレンデで、開放感抜群の眺めを楽しみながら滑れると人気があります。

サホロ湖のワカサギ釣りの遊漁解禁期間は1月中旬~2月下旬。

運が良ければワカサギに交じってニジマスやアメマスが釣れることもあるそうですよ。

糠平湖はすぐ近くに源泉かけ流しの温泉が楽しめる糠平温泉郷があるので、冷えた体を温めることもできますね。
(混浴ありますよ!)

ワカサギ釣りでとったワカサギを美味しく味わった後は、温泉に浸かって体をゆっくり温めるのもナイスかも!

【網走エリア】極凍の網走!ワカサギの旨味最高!

オホーツク海に面した網走市。

美崎にあるヤモダチの木は「森の巨人たち百選」に選ばれ、卯原内(うばらない)のサンゴ草群生地は「日本紅葉名所100選」に選定され、また博物館・網走監獄などが観光としても見どころの多いエリアです。

毎年2月に開催される「あばしりオホーツク流氷まつり」は、大勢の人でにぎわいます。

網走湖は道内でも「よく釣れる湖」と評判で、北海道ワカサギ釣りの聖地として有名。

それだけに、毎年「日本一網走湖ワカサギ釣り選手権大会」が2日間かけて開かれ、全国から釣り自慢が集まります。

ワカサギ釣りに自信を持てたら参加してみるのもいいですね。

ワカサギ釣りだけで終わりたくない人は「網走湖畔や流氷の丘などのフィールドを巡るスノーシュー体験プラン」がおすすめです。

ご当地グルメのオホーツクサーモンを使った「オホーツク網走ザンギ丼」も要チェックです!

 

【函館エリア】スノーアクティビティ盛沢山!

古くから世界三大夜景のひとつとして広く知られている函館の街。

函館市から北へ車で40分程走った所にあるのが新日本三景にも選ばれた大沼国定公園です。

秋は道内有数の紅葉スポットとして知られ、四季を通じて野鳥観察、セグウェイやスノーモービル、キャンプやバーベキューなど、様々なアウトドア・レジャーが楽しめるところです。

沼国定公園の大沼湖は冬になるとワカサギ釣りも楽しめると人気です。

氷上でワカサギ釣りができる期間は1月上旬~3月中旬です
12月中は桟橋からのワカサギ釣りが楽しめます。

ワカサギ釣りと一緒に大沼湖そりツアーやスノーモービル2km乗車体験が付いたプランもあります。
1日をフルで楽しみたい人にはピッタリ!

大沼湖のワカサギは地元の特産品でもあり、ワカサギのつくだ煮や筏焼きなどが販売されています。
釣りを楽しんだ後は、お土産に買って帰ると喜ばれますよ。

おわりに

もうすぐ北海道の冬のレジャー・シーズンが到来!

ワカサギ釣りが初めての人はもちろん、経験がある人も、北海道の色々なワカサギ釣りスポットでワクワクドキドキ釣りを楽しみ、とれたての新鮮で美味しいワカサギを味わい尽くしちゃおう!