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漫画から始まる登山もいいと思います。
 
漫画で深まる登山知識もいいと思います。
 
本格登山が始まる前に登山漫画で予行演習でもしましょうよ!
 
 
ところで西日本ではもう本格登山が始まっているんですかね?北海道は6月くらいからなんですけど。
 
 
さて、今回は登山の漫画をお勧めします。
2000冊以上の漫画の蔵書を抱える私が登山をきっかけに読んだ漫画たちの中で「これはためになる!」と思ったものを紹介!
 
実際に漫画で得た知識は登山で活用してます!
歩行技術
道具の使い方
山めしの作り方
 
そして心構え
 
身を引き締めるような話もあって登山を真剣に考えることもありました。
 
登山を始めた貴方も是非一度手に取ってみてください。
登山の何かが変わるかもしれません。
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ヤマノススメ / しろ

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インドア趣味で高所恐怖症の主人公・あおいが、アウトドア志向の幼馴染・ひなたとの再会をきっかけとして、幼い頃に見た山頂の朝日を再び目にするべく、登山に臨む物語である。物語は、主に主人公の視点から描かれる。

 登山を趣味とする著者が、自ら登った山を、写真とイラストで紹介した同名の同人誌を原典とする。そうした背景から、単行本の表紙に赤岳(第1巻)の写真が使われたり、本編中にも天覧山(第2話)や高尾山(第7話)などの実在する山や、登山用テント(第1話)・クッキングストーブ(第2話)・コッヘルとフリーズドライ食品(第3話)といった登山用品、登山用語などが随所に登場し、解説される。ウィキペディア

 
 
コミックアース・スターという少しマイナーな雑誌で現在(2018年5月)も連載中。現在15巻
引っ込み思案な女子高生が「行村あおい」が幼馴染の「倉上 ひなた」と再会して、子供の頃に「二人でまた登ろう」と約束した山を目指します。
 
まだまだ初心者な二人は親、先輩に導かれながらも登山の経験を積んで楽しそうにステップアップしていきます。その過程で登山仲間の輪が広がって、登山の相談をしたり、一緒に遠くの山へアタックしたり挫折する姿がほほえましいです。
 
作者も登山が趣味なので山の様子や登山アイテムがかなり丁寧に描かれています。作者の愛情を感じますね。
 
アニメ化もされた人気作で、第一期は5分アニメ、第二期は15分アニメでした、今年の夏に第三期が決定しているのですが何分アニメになるのでしょう?
 
女子高生がおくるアウトドアライフがオタクにも楽しそうに見えたのか、オタクから登山を始めた人が多数。「ヤマノススメの影響で登山を始めて御嶽山で噴火の被害にあったやつ続出」など、御嶽山噴火のときは心無い書き込みが多数みられた。
 
しろさんのインタビューで作業場の写真が掲載され、机の張り紙に「巨乳 むずしい」みたいなことが書かれていたのが大変ほほえましい。
 

山と食欲と私 / 信濃川日出雄

「山ガール」と呼ばれることを嫌い、単独登山女子を自称するヒロイン・日々野鮎美(27歳、会社員)が、登山をして山頂で食事をするエピソードを基本に、会社勤めの日常の人間関係や悩み、登山を通じて様々な登山者と出会うエピソードが描かれる。連載媒体は『くらげバンチ』。ほぼ毎週更新で、最新話やバックナンバーの一部を無料で読むことができる。
 
各話は基本的に読切形式で、毎話必ず料理もしくは飲み物や食品、また実在の山や山道具、アウトドアグッズが取りあげられ、登山や登山者に関する多様なテーマと絡め、多彩な切り口を用いて10~14ページのショートコメディ漫画として綴られる。
 
グルメ漫画、お一人さまアラサー女子漫画という体裁をとっているが、登山描写も詳細に描かれ、人間洞察、単独行登山者の心象を写した情景描写や独特のモノローグも本作の特徴。多くの世代の読者に読まれている。作者自らが登山を趣味としており、取材や実体験が作品に活かされている。

 
 もはや「山頂で美味しいご飯を食べる」が丸ごと1つの登山目的となってます。
 
こういうのも一つの登山の目的でいいと思います。登頂でなく、絶景でなく、山頂でご飯を食べる。
だって美味しいから!
 
BBQだって家の前で肉焼いて食べるよりキャンプして食べるほうが特別感がでて絶対美味しいですよね!
山ごはんだって自力で山頂勝ち取ってゴールでほくほく食べるご飯は格別です。
 
大体の人は山頂滞在1時間というのが多いですが、美味しいご飯、美味しいお茶を楽しむために2時間くらい休憩タイムを確保しておくとすご~~くゆったりした登山に変わりますよ。
登ってる時の雰囲気もまったりな感じに変わってきます。
 
日々野鮎美さんにはどんどん山ごはんアイデアを紹介してもらいたいですね。
 
 
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山登りはじめました / 鈴木ともこ

作者さんのエッセイ本。
山とは無縁そうなインドア派で体力も根性も無く運動が苦手な作者。
 
ひょんなことから登山にはまり登山の魅力を実体験で表現しています。
女性視点も面白いけど、体力がない小柄な鈴木さん視点のお話しは登山初心者の心のハードルを下げてくれる優しい本だなと思います。
 
 

岳  / 石塚真一

若くして世界の名峰に登頂し、アメリカで山岳救助経験を積んだあと、日本へ戻り主に北アルプスで山岳救助ボランティアとして活動していた島崎三歩。そのもとに、椎名久美が長野県警山岳遭難救助隊の新人としてやって来る。
 
救助隊チーフの野田とボランティアの三歩の指導を受けて訓練、救助をこなしていた椎名だが、実際の現場で遭難者を救うことが出来ない現実に自信を失っていく。そのような厳しい環境にありながらも、なぜ人は山に登るのか、救助を続けるのかを問い続け、様々な現場を経験することで、他の隊員と共に山岳救助のプロとして成長していく。
 
救助活動の他にも、県警警備隊関係者への訓練などを通して山の安全に関わる人々や、山を訪れる人々との交流を描いている。主な舞台は北アルプスでも最も人気であるとされる、穂高岳、槍ヶ岳周辺、他に長野県松本市を中心に話が進む。

 
 
山漫画の私的金字塔!
 
山をこよなく愛する主人公の島崎三歩。この人の登山で山への憧れを感じた後、山の厳しさを知りました。
 
漫画なので大げさな表現はありますが、登山の長い歴史で起こった事故が描かれています。明日登る山で起こりうる事故です。
 
登山で人が死ぬことなど目の当たりにはしないですし、ニュースで登山事故を聞いても大した事を感じません。
 
ですがで読む登山事故は、自分が身を投じた登山で自分にも十分起こりうるものなんだと実感がわきました。
 
熊が出てこなかったのが残念です。
 
石塚さんは今ジャズ漫画を描いてます。三歩みたいにすっきり爽やかで熱い男がサックスで世界一を目指す様子は最高にカッコいいです。石塚さんの絵柄がまたライブ感を作り上げていてのめりこみますよ!
 
 

モンキーピーク / 原作志名坂高次、作画粂田晃宏

薬害問題により社会的に苦境に立たされた藤ヶ谷製薬の社員たちは、結束を高めるためレクリエーションとして谷川岳を訪れる。キャンプ初日の夜、鉈(ナタ)を持った巨大な猿のような生物と遭遇し、翌朝同僚の惨殺死体を発見する。その後もナタ・弓・槍などの武器を持った「猿」に、社員たちは度々襲撃される。

 
 
山の全てがここにあります。(嘘ですが)
 
登山に必要な条件、不可欠な装備、遭難時のサバイバル、そして山で生き抜くための全てがこの本に詰まっています!(嘘ですが)
 
 
この本は蔦屋で一目見て「うわ、面白そう」とジャケ買いしてしまいましたが、、、当たりです!
 
 
まぁ舞台が山で題材が登山なだけであんまり関係ないんですけどね。色々無理あるし。
 
「そろそろマンネリか?」と思ったらちゃんと新たな事件、や驚愕の事実が出てきて読者を飽きさせません。
 
そして後半に出てくる登山家の男性の戦い方がまたカッコいい!!是非カッコよく散って頂きたい!!
 
 とりあえず猿と出会ったら荷物を取られないようにしましょう。
 
 

登山用 最新熊対策!2019年版

実は私も自費出版しておりまして、最新の熊対策をまとめた本を出しています。
漫画ではございませんが、興味あれば是非手に取ってみてください。
ただし、kindle版のみの販売となります。
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おわりに

 
私は登山漫画を沢山読んでいるわけではありませんが、いくつか読んだ中で面白いものを5つ紹介しました。
 
登山愛好家として、漫画大好き人間として、両方から面白いとお勧めできる漫画ばかりです。
 
ちょっと通勤の途中に読んでみて山への思いを馳せてください♪
 
次は神々の山嶺を読んでみたいな。
 登山で絶対使える無料の山地図アプリ

使い方も簡単で女性にこそ使って欲しい!?

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