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スポンサードリンク※「知床流氷フェス」は、2019年をもって終了しました。
現在は、斜里・ウトロの事業者をつなぐ「知床トコさんス
タンプラリー」を開催しています。
海が流氷で真っ白に覆われる光景を見たことがありますか?
アムール川でつくられた流氷がゆっくり北海道に南下し先に知床半島に接岸し、それから徐々にオホーツク海を満たすので知床の海岸は早くから流氷で真っ白になります。
北海道で流氷に関するイベントが紋別や網走で開催されていましたが、世界自然遺産になっている知床半島の中央部分にある斜里町で、この流氷を活かしたイベントとして2017年1月30日から北海道で3番目の開催地となりました。
まだ歴史は新しいですが冬の夜の体験型イベントとして「知床流氷フェス」が開催され、JRやバスツアーで多くの人が訪れるようになりました。
[toc]知床流氷フェスの日程や時間など基本情報
※「知床流氷フェス」は、2019年をもって終了しました。
現在は、斜里・ウトロの事業者をつなぐ「知床トコさんス
タンプラリー」を開催しています。
※以下の紹介記事は2019年度のものです。
知床流氷フェスとしてはまだ歴史が浅いですが、実は以前はレーザー光線で夜空にオーロラを再現する「知床ファンタジア・オーロラファンタジー」というイベントが開催されていました。
オーロラファンタジーは素晴らしい音が響き渡る中で30年も続いており、多くのファンを集めていましがその後継イベントとして2017年から知床流氷フェスが開催されています。
知床流氷フェスは流氷が訪れる海のそばにあるオロンコ岩特設会場(ブルーステージ)と、雪に包まれた森がある知床国設野営場(グリーンステージ)の2つの会場で開催されます。
知床流氷フェス2019
- 日 程:2019年1月30日(水)~2月28日(木)
- 時 間:18時30分~21時
- 会 場:知床国設野営場とオロンコ岩特設会場の2会場
- 料金:500円(知床キャラクターバッジ、ホットワインまたはホットココア1杯付き)
- 住 所:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川
- 問合せ:0152-22-2125/知床流氷フェス実行委員会(知床斜里町観光協会内)
- 駐車場:無料
アクセス情報
JR知床斜里駅から車で約50分
無料巡回バス(知床グランドホテル・知床第一ホテル経由)が運行します
知床流氷フェスの4つの見どころとおすすめ情報
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ブルーステージ(オロンコ岩周辺)
ブルーステージは流氷の海のすぐそばにあるオロンコ岩周辺が特設会場となり、海面を覆う流氷を眺めることができますが、夜がおすすめです。
夜は同じ場所でも氷で覆われた海面は波の音もなく、流氷を海の中からライトアップされた光景は静まりかえった雰囲気の中、神秘的で訪れる人を夢の世界へ誘います。
知床のビュースポットに取り上げられているオロンコ岩や三角岩も色とりどりにライトアップされ、天気の良い日は満点の星空を眺めることもできます。
グリーンステージ(国設知床野営場)
グリーンステージは海を見下ろす自然豊かな高台の国設知床野営場が会場で、2018年は高さ約5mのアイスタワーが出迎えてくれ、その先に不思議な形のアイスドームが見えるようになっていました。
2018年は造形作家のタケナカヒロヒコさんの作品で、地元の漁業者らと一緒に約1ヶ月間かけてアイスドームなどを設営しました。
アイスドームは真冬の自然が作り出した姿を迷宮のようなアート作品に仕上げ、次は何?次は何?とミステリーゾーンの中を進んでいくのが大人も子供もたまらなく楽しいドームになっています。
また奥の方に進むと、カウンターがありカクテルの「ホット・カルーア・ミルク」や「カルピスビール」などアルコールドリンクなど思いもかけない飲み物が販売されており体を温めながら、他の観光客と語らいの場にもなっています。
トークショー
知床流氷フェスのいろいろなスポットをマイペースで鑑賞して歩いても十分見ごたえがありますが、それにプラスアルファの知識が加わって鑑賞すると帰宅しても思い出深い印象がよみがえってきます。
プラスアルファの知識は毎日午後8時から約20分間、知床の自然に詳しいネイチャーガイドさんたちによる知床の魅力やイベントへの思いなどの分かりやすいトークショーがあり、知床や知床流氷フェスをよく理解することができ、散策の仕方も違ってきます。
森のグリーンステージで楽しめるグルメやコーヒー
森のグリーンステージへの入場料ではホットワインかホットココアを飲むことができます。
その他バーカウンターではアルコールドリンク各種や「知床チェプ饅」で話題を呼んでいるサケのちゃんちゃん焼きを具材にした熱々の中華まんが食べられます。
その他、たき火を囲いおしゃべりしながらマシュマロやチーズ、鮭とばのおつまみセットなどを串であぶって食べたり、網走市のはぜや珈琲の豆を挽き、ケトルやドリッパーで淹れるコーヒーは普段飲むコーヒーとは違い味わい深い体験ができます。
知床で楽しめるおすすめ情報
流氷ウォーク
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流氷は眺めるだけでなく、流氷の上を歩いたり流氷の海に浮かぶこともできるのが「流氷ウォーク」で、このような貴重な体験ができるのは北海道でも知床だけです。
専用の浮力のあるドライスーツを着て氷の海に浮かぶことができます、また流氷が放つ青白い神秘的な色や流氷が割れる音などを体感することができます。
タイミングがいいと頭上には「オジロワシ」、海中では流氷の天使「クリオネ」と遭遇する貴重な体験ができることもあります。
流氷物語号
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観光で知床流氷フェスを訪れるなら網走駅から知床流氷フェス会場のある知床斜里駅まで走行するJR「流氷物語号」がおすすめです。
「流氷物語号」はオホーツク海に着岸した流氷や知床連山を眺めながらのんびり1時間かけて走ります。
「流氷物語号」は眺めが良くなるような大きな窓、座り心地が良くゆったりと温かみのある座席となっており、列車からの海を覆いつくしている流氷の風情をじっくり楽しむことができます。
おわりに
知床流氷フェスに全国から観光客が集まる理由がわかりますね!
目の前のオホーツク海が流氷で真っ白になるのです、このような光景をブルーステージの低い位置からとグリーンステージの高い位置から眺望できるよう無料バスが巡回しています。
会場の中では自然やミステリーを体感し、いろいろなところで北海道の味や観光客同士で会話を楽しむこともできます。
別メニューでは流氷の上を歩いたり、海に浮かんだりすることもできます。
旅行会社などでバスツアーなどいろいろ企画されています、是非この機会に「知床流氷フェス」の醍醐味を体験してください。